前立腺癌
骨盤底筋膜群温存前立腺全摘
   前立腺癌根治手術後の尿失禁が大幅に改善、勃起機能の温存成績も良好です。
密封小線源永久挿入治療(放射線科との共同):
   治療にかかる日数も少なく、負担の少ない治療法です。2006年10月より治療ができるようになりました。
・放射線治療(放射線科との共同):
   強度変調放射線治療(IMRT)などの最新の技術を駆使して治療にあたっています。
膀胱癌
・経尿道的切除術後の再発予防:
   手術直後の抗癌剤を膀胱内に注入し、再発の軽減に努めています。
抗癌剤・放射線併用療法
   内視鏡的切除との組み合わせで膀胱を摘出せずに済む可能性を検討します。
新膀胱造設術
   膀胱の摘出が避けられない場合でも小腸の一部を使って膀胱の代わりをつくる方法を検討します。
精巣癌
進行癌に対する治療
   転移があっても最新の抗癌剤治療、手術、放射線療法などの組み合わせで完治を目指します。
腎臓癌
小切開根治的腎摘術
   6〜8cmの小さな傷で手術を終了します。痛みの軽減、早期の社会復帰に成果を上げています。
・腎臓部分切除術:
   小さな腎臓癌の場合は一部のみを切除し、腎臓は摘出しないで済ませる可能性を検討します。

 
Department of Urology, Saitama Cancer Center