Andrew Lloyd Webber's „The Phantom of the Opera“ 27.04. ’05 – 05.08. ’06
Ganz nah ist das Phantom der Oper da. Es
lebt in dir
こちらはA.L.ウェバーのミュージカル作品 „The
Phantom of the Opera“ のページで
映画「オペラ座の怪人」の特別なファンページではないので、その辺ご留意を!
このページの画像は個人的に内緒で作成・集めたものなので
二次使用したり、然る筋に訴えたりせずに、ひそっとお楽しみ下さい
„Phantom of the Opera“ 1983
A Robert Markowitz Film
Korvin / Phantom...Maximilian Schell
Elena / Maria..........Jene Saymour
Hartnell...................Michael York
A.L.ウェバーの作品とは関係はないけれど
ホラー色よりもドラマ色が濃く、舞台版とはそうイメージが遠くない映画
ファントムを演じるマクシミリアン・シェルはオスカー受賞俳優であり、
映画監督、オペラの演出なども手がける多才人
全面マスクに負けず、身体目一杯使って大演技
„Phantom of the Opera“ 1986
Steve Harley & Sarah Brightman
舞台化に先立って制作されたシングル盤
当初はロック・オペラとして企画が立てられていたらしく
この頃のアレンジはエレキも唸るハードロック調
„The Phantom of the Opera“ 1986
Her Majesty's Theatre London
Phantom...Michael Crawford
Christine...Sarah Brightman
Raoul.........Steve Barton
86年10月の初演キャスト
結局のところサラ・ブライトマンと同じ声楽コーチについていた縁でか
マイケル・クロフォードがその広い音域とユニークな声質で
ファントムを演じる事になる 個人的なツボはここ!
マイケル・クロフォードとサラ・ブライトマンは
1988年よりブロードウェイのMajestic
Theatreに出演
その後ロンドンではラウル役を演じていたスティーブ・バートンが
ファントム役を演じている
どの劇場でも、ラウル役はその後のファントム役への第一歩となっているよう
Theatre & CD
「オペラ座の怪人」 1988
劇団四季
ファントム..........市村正親
クリスティーヌ...野村玲子
ラウル.................山口祐一郎
1989
ファントム..........市村正親
クリスティーヌ...鈴木京子
ラウル.................芥川英司
市村正親の演じるファントムは
アンドロギュヌス的な妖しさと、それに付随した
顔の醜さだけではない不具者としての屈折した哀しみが相まって
魅力的で正にはまり役
ラウル役を演じた二人もその後ファントムを演じている 個人的なツボはここ!
Theatre & CD
„Das Phantom der Oper“ 1990
Hamburger Aufführng
Phantom...Peter Hofmann
Christine...Anna Maria Kaufmann
Raoul........Hartwig Rudolz
ドイツ・ハンブルグでファントムを演じたのは
ワーグナーオペラのヘルデン・テノールで有名なペーター・ホフマン
ドイツで上演されるミュージカル全体に言えるけど
テンポが少し早めでかなり勢いがある上演
「オペラ座の怪人」1991
劇団四季 近鉄劇場
ファントム..........芥川英司
クリスティーヌ...花岡久子
ラウル.................石丸幹二
初演ではラウルを演じていた芥川英司のファントムは
哀しさを前面に押し出した印象
Theatre
„The Phantom of the Opera“ 1992
Her Majesty's Theatre London
Phantom...Peter Polycarpou
Christine...Shona Lindsay
Raoul........John Barrowman
その後もロンドン・ブロードウェイ共々
キャストを変更しつつロングラン上演を続けていく
ファントムを演じたPolycarpouとラウルを演じたBarrowmanは
他にもロンドン・ミュージカルやミュージカル映画に多く出演し、サントラにも参加
「五線譜のラブレター :
De-Lovely」にはPolycarpouの „Be A Clown“ と
Barrowmanの „Night and Day“ が、
「プロデューサーズ : The Producers」ではBarrowmanの „Springtime for Hitler“ が聞ける
Barrowmanの演じるラウルは長い黒髪をなびかせて
シャニュイ子爵というよりグレイストーク伯爵といった感じの
ワイルドな風情
Theatre
「オペラ座の怪人」 1995
劇団四季 MBS劇場
ファントム..........沢木順
クリスティーヌ...鈴木京子
ラウル.................石丸幹二
ファントム役にはそれぞれの役者の個性が反映されるのか
沢木順は色気のあるスマートな印象
しかしたまたま見たこの公演は装置が故障して
肝心のシャンデリアが落ちてこなかったのであった
„The Phantom of the Opera“ 1996
Broadway Majestic Theatre
Phantom....Thomas James O'leary
Christine....Tracy Shayne
Raoul..........Gary Mauer
1988年のブロードウェイ初演から早や数年
ここまでくるとファントムの怪しさや哀しさなどはどこへやら
ファントムはひたすらスマートでカッコいい
ブロードウェイ自体が観光客相手と割り切っているのか
ファントムのみならず、ただ単に歌の上手い役者達が
小器用に演じているだけという印象も・・・
クリスティーヌはちょっとおばさんっぽいけど
ラウルはかなりイイオトコ
このラウル役のGery Mauerも後のUSツアーではファントムを演じている
„The Phantom of the Opera“ 2004
A Joel Schumacher Film
Phantom....Gerard Butler
Christine....Emmy Rossum
Raoul..........Patrick Wilson
A.L.ウェバーの執念が実って
ついに職人監督J.シューマッカーの手によって実現した映画版!
ちょっと俗っぽい構成にはなったものの
A.L.ウェバーのこだわりを尊重しつつ
音楽や主役3人へは基より、カルロッタを初めとする脇役に対する愛情も随所にあふれ
丹念に情景描写がなされていて、見ごたえ満載の映画! 個人的なツボはここ!
„Das Phantom der Oper“ 2004
Die deutsche Original Filmmusik
Phantom....Uwe Kröger
Christine....Jana Werner
Raoul..........Carsten Lepper
ドイツ語圏上映の為に吹き替えられたドイツ語版サウンドトラック
ファントムを演じるのはドイツ語圏ミュージカルのトップスター
ウーヴェ・クレーガー
Essenで再演される公演に2006年5月よりファントムを演じる予定
録音当時、舞台で演じた事はなくても
コンサートでは歌っていたようだが
この録音では本人自身というよりも、かなりオリジナルに合わせた歌い方をしている
独英ファントム
Theatre
„The Phantom of the Opera“ 2005
Her Majesty's Theatre London
Phantom...Earl Carpenter
Christine...Rachel Barrell
Raoul........Oliver Thornton
「映画と比べられてかなわんっ」と思って降りてしまったのかどうか
3年半ほどファントムを演じ続けてきたベテランの前任者に代わって
2005年2月28日よりそれまでスタンド・バイを務めていた
Earl Carpenterがファントムを演じている
やっぱり舞台のファントムは指が長くてキレイ
しかしクリスティーヌの眉間のシワが気になる・・・
Carpenterによるファントムは朗々とした歌い方の中に
神経症的な危なさを表現してなかなかの好演
その歌声と姿はメイキングである „Behind the
Mask“ で少し見る事ができる
映画はほぼ舞台の展開通りに作られているとはいえ
多少の演出の違いはあり
特にシャンデリアのシーンは舞台と映画とのタイミングが全く違うので
映画でも舞台でも、どちらかしか観ていない観客はざわつきだすのであった
Theatre
„Das Phantom der Oper“ 2006
Colosseeum Theater Essen
Phantom....Uwe Kröger
Christine....Anne Görner
Raoul..........Nikolaj Alexander Brucker
映画の成功を受け、ドイツ初演であるハンブルグ・バージョンを踏襲して
ドイツでも2005年秋から再演決定
こちらでのファントム役は2-3ヶ月毎に配役が変わり
Thomas Borchert , Ethan Freeman, Ian Jon Bourgと続き
2006年5月より映画サントラのドイツ語版吹き替えで
ファントム役を演じたドイツ・ミュージカル界のトップスター
Uwe Krögerが満を持して遂に登場
お待たせしました
朝の情報番組に出て宣伝したり、本屋でサイン会を催したり
プロモーションビデオも作られて (スタジオ収録だけど)
かなり力入ってます!!
ドイツ語での公演はファントム役のウーヴェ・クレーガーの個性もあってか
LondonやBroadwayとは微妙に違った
はっきりとした勢いとテンションの高さが特徴的
Uwe Krögerの出演は2006年7月末まで
Essen公演は2007年7月で終了
Von nun an gibt
es kein zurück