潜り日記(2008年7月)


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日付 日       記
7/16
み〜ちん
はしけん

自分的には長〜い出張が終わり、海に行けなくてモンモンとしてました。イシダイの旬が終わり、そろそろアコウに照準を切り替える頃になりました。去年は何となくアコウの捕り方が分かったような気がする。一応、アコウアイのレベルは1という事で、今年はコンスタント性を手に入れレベルアップしたいところです。今日は捕れる気がするよ!!
そしてアコウと言えばこの男。アンダーザMチ○コと一緒に海へ。

(一本目)
気温は30度を超え、ウエットを着るのが辛い季節となりました。3mmウェットが欲しいところです。
この場所は距離泳ぐので制限時間は3時間としてスタート。先を行くみ〜ちんはすぐに見えなくなってしまった。

移動中、捕食中と思われるヒラマサが水面から見えた。ヒラマサは回っているみたいね。ポイント到着、やや流れあり。メジナが多数群れている。イシダイは30cmくらいのサンバソウが群れを成して通過する。狙いは完全アコウなのでまず海底へ。

そして海底を舐めるように進むと・・・ (・∀・)!

何やら縦縞の魚が穴に逃げ込むのが見えた!!クエっぽかったぞ!!
ゴムを引きながら穴へ向かうと・・・

「パツっ」

嫌な手ごたえ。ゴムが切れおった〜!! ( ̄□ ̄;)ガーン


穴に向かっても勝負にならないので後を振り向いてゴムを確認。後端ではなく手前側が切れている。どうにもならん。
とりあえず一旦浮上か?そして前を見ると・・・ ( ̄△ ̄) !

アコウ発見!!

岩にへばり着く様に腹をこちらに見せている。サイズは50あるかないか。あまりにも警戒心が無いので竹槍アタックを決めてやろうかと思ったがビビラして逃がすより一旦浮上を選択。開始して30分。車に戻ってゴムを換えるか応急処置して続けるか。行って帰って約一時間。時間がもったいないのでゴムをコブ結びしてちょい引きで再開。アコウなら捕れるでしょう。
それからひたすら周辺を探すがアコウを見付ける事が出来ない。先ほどの穴も中にはタカノハしか居ない。仕方がない、気を取り直して次のアコウを探そう。

違う磯のトップで寄せていると、何となく寄りが悪い。結構長い時間寄せていると思うのだが小魚すら寄って来ない。
振り向くと、、、 (@ ̄□ ̄@;)!
メジナがワサワサ、ヒラマサがブンブン!!後は相当盛り上がっていた!!
こんなパラダイスにケツ向けて修行僧モードになっていたのか俺は・・・。息が続かず浮上。再び潜行するが、パラダイスは夢と共に消えていた。
ヘ('◇'、)/~  ダメジャワイ。

その後、アコウには出会えず。み〜ちんは数匹のアコウを確認したが捕るまでには至らず。しかし、マダイは凄かったらしい。20匹くらいのマダイとやりあったそうだ。

み〜ちんがオイル塗って日焼けしている間にゴムを直し次のポイントへ。




(二本目)
次のポイントは最初は砂地。何やらマゴチが居るらしい。マゴチといえば、去年は散々な目に合わされた。あのイマイマしいマゴチダッシュを何度浴びせられた事か・・・。ただ、み〜ちんに言わせると「マゴチって逃げないですよ。」と。何?それは本当にマゴチか?俺の知っているマゴチはニュータイプのような奴だぞ。狙いはアコウだが、居るんだったら捕ってやる。砂地を舐めるように見ながら沖へ。

透明度は6mくらいか。水面からでは海底が見えないので潜りながら前進。後を振り向くと後から入ったみ〜ちんが追いついてきている。二人してマゴチを探しながら沖の磯へ向かう。

もう少しで磯のエリアに入りそうな場所で、、、 ( ̄△ ̄) !

居やがった。砂に隠れる事もなく、俺にアピールしてるんじゃねーかと言わんばかりに堂々と砂の上にドーンと居座ったマゴチを発見。
こいつ、絶対俺の事舐めとるじゃろう?お〜。30過ぎたオッサン怒らすと怖いど。おっ!!
ヤスを向け照準。逃げない。
ヤス先が当たるくらいまで接近。もう確実な距離。
お前、本当にマゴチか?あのマゴチダッシュを見せてみろよ。
ついに長かった戦いに終止符を打てる時がやってきた。過去を振り返るとやはり怒りが込み上げてきた!!

無防備なマゴチへ全開発射!! ( ̄□ ̄) ボケーー!!

いまだに信じられない。本当にコイツはマゴチだったのか・・・。


磯のポイントへ到着。視界ギリギリのところで前を泳ぐアコウが見えた。視界からは消えたが逃げ込んだ大よそのポイントは分かった。
その周辺を探すと、、、
穴の中から出たり入ったりするアコウを発見。 ( ・∀・)!
よく見るともう一匹いる。しかし、すぐに穴に入ってしまう。何度も挑戦するが、穴に逃げ込まれヤスを打ち込むチャンスがない。こいつらに全ての時間を費やした。しかし、一向に撃てるチャンスはやってこない。時間切れが迫り、最後に真っ直ぐイノシシアタックを試みた。すると穴からアコウが飛び出してきた。
チャーンス。

穴に逃げ込んだと同時にヤス発射!!

手ごたえあり。無理やり引っ張り出すと、尻尾手前を何とか捉えていた。急いで捕まえて一安心。
もう一匹は探したが見付ける事は出来なかった。


み〜ちんはアコウ57cmを捕っていた。俺のアコウと比べてみると親子くらいの差があるね〜。今年はあれくらのアコウを捕りたいところだ。


今日は満足度は高いのだが、何か引っ掛かっている気がする・・・。マゴチのせいか?何か喜べない。本当にお前はマゴチだったのか?



獲物 アコウ 45.5cm
マゴチ 55cm ※初突果
天気 晴れ
1m以下
視程 6〜8m
水温 26℃
最大水深 16.4m(26.9℃)
時間 9:00/15:30
場所 1 危険な崖を下るPの横
2 み〜ちんがデカアコウ捕ったところ

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