潜り日記(2007年7月)
日付 | 日 記 | ||||||||||||||||||||||||||||
7/6 |
仕事が早く終わったのでオカズ捕って帰ることにした。一箇所、ピンポイントではあるが魚が群れている場所がある。チヌかスズキかウマヅラか。運が良ければイシダイが。ワンダイブ、ワンフィッシュ。時間もないし一匹捕ったら帰ろうとポイントへ向かう。 ポイントに近づくと小魚の群れが見え出した。間違いなく何かが捕れる!! 沈み磯へ潜行。 この磯の周りは砂地、本当にピンポイントなポイントだ。ただ、もの凄く熱いかと言われるとそうでもない。帰り道でオカズが捕れるから来ているくらいのポイントかな(笑) チヌが勢いよく近寄ってくる。遅れてイシダイが現れないかと期待したが、餌になるような物もなさそうだし無理かな。 ウマヅラも登場。 今日はチヌよりもウマヅラにしておこうかなと思った時、下の砂地の上に留まっている黒い魚を発見。 70くらいのスズキだった。 完全に寝ている様子。今日はスズキにしておこう。 スズキから3mくらい離れた砂地まで潜行し横から近づく。 完全に熟睡中zzz どこを突こうかな(笑)脳天狙って余裕でキルショット。ワンダイブ、ワンスズキ。そのままエキジット。 急いで着替えて家路へつく。普通どおりに帰宅。 「潜った。」って言わなかったら嫁には分からなかったかもな〜。魚があるからバレルか〜。次はワンダイブ、ワンマダイポイントを見付けたいね。帰り道で。
|
||||||||||||||||||||||||||||
7/13 |
この日は以前から「連れて行って欲しい。」と言われていた新人君と潜ることとなった。台風の接近で風は強くなってきたがまだ海は大丈夫。スパッと潜って帰るぜ!! 今日もフロートを持参。初心者からすればこっち位置が分かれば安心もするだろう。だからといって完全放置する訳にもいかないので位置を確認しながら潜る。 この日は大潮。流れが強烈に速い。岬を回ったところから、いくらフィンを蹴っても進まなくなった。浅瀬にある岩の間をショートカット。「まずフリーダイブで体を慣らしてから。」と考えていたが、流れのせいで真っ直ぐに潜れる状態ではない。フロートも流されて抵抗になる。途中の沈み磯でイシダイを寄せようと思ったが、岩にしがみつくのがやっと。片手を離すと流されてしまう。何度かトライしてみたが、イシダイは現れない。ここで時間を費やすよりは砂地でマゴチを狙った方が賢明だと思い先へ進む。 さ〜、今日こそマゴチを捕るよん!! 濁っていたのでまずは-6〜7m位を探してみる。開始からすぐに砂の上にドーンと横たわるマゴチを発見!!しかし、砂に潜ってないマゴチはとても敏感。真横からのアプローチ。今までの経験からしても捕れる気がしなかった。射程に入る前にマゴチダッシュ!!煙幕だけを残し去っていった。その時、まだ息に余裕があったので逃げた方向へ泳いでみると、先程逃げたマゴチかどうかは分からないがマゴチを発見!!また砂には潜らず砂の上にドーン。追いかけてくるのが分かっていたのか、また射程に入る前にマゴチダッシュ!!一旦浮上しもう一度探したが見付けることは出来なかった。 この日も夕方からのアタックだったので時間はわずかしかない。何とかしてマゴチを捕りたい。 「捕って、帰って、すぐ刺身。歯応えコリコリ。家族大喜び。また捕ってきてね!!」 となるような都合のいいイメージトレーニングをしながら海底付近を舐めるように進む。すると前方に砂に潜ったマゴチを発見!!すでにヤスはゴムMAX引き!!やや遠めだったが、マゴチダッシュを食らわされて発射しないよりはいい。 発射!! それと同時にマゴチダッシュ!! しかし、辛うじて尻尾付近に命中!!ビッタンビッタンと暴れる。見切れする前にキャーッチ!! やっと捕った・・・(´Д`) 去年から何度マゴチダッシュを浴びせられたか・・・(≧∇≦) 水面までのウイニングラン・・・ヘ( ̄ー ̄ヘ)(ノ ̄ー ̄)ノ♪ 手に掴んだマゴチに目をると・・・・・・・。 ガッ!! ヽ(  ̄д ̄;)ノ!!!!!??????? これってマゴチ??? 確かマゴチって頭が大きくて・・・。 その時、新人1号(仮名)が目の前に!!「それってマゴチですよね!!すごいっすね!!」 え〜、たぶん違います。これってマゴチじゃないです・・・。帰ってネットで検索だ!!バカヤロウ!!!( ̄Д ̄;) 新人1号(仮名)は初魚突きでカレイ捕ってました。彼は良い仕事しそうですよ〜。 帰ってからネットで検索してみると「マエソ」だった・・・。 ある意味、レアな魚なのだが、俺が欲しいのはマゴチどす・・・。 また捕れんかったどす・・・。 このままいくと「マゴチが捕れない男」というイメージが定着しそうな・・・。 本当に次こそ許さんよ!!!
|
||||||||||||||||||||||||||||
7/22 |
夜明けのまだ寝ぼけているマゴチを狙おうということで、シュウさんと夜明け現地集合。朝三時半起床。天候は曇り時々小雨。海の中は相当暗い。 え〜、前回、マエソ君のお陰でぬか喜びをさせられましたので〜、今回は許しません。 (一本目) まず、磯のエリアでイシダイを狙おうと寄せてみると、白い顔が遠くから近づいてきた。70オーバーのコブダイだった。ヤスに触れるくらいまで近づいて来て横を向く。邪魔です。前が見えません(笑)そして遠めにイシダイ40オーバーのつがいを発見。ヤスの向きを変え、イシダイに向けようとした時、中途半端なコブダッシュ!!ブン!!イシダイはビクッと反転。コブダイは向きを変えただけ。 「てめ〜、邪魔しにきたのか。シバいたろうか。おっ?!」 シッシッとヤス先で追い払うが去って行ったかと思うとまた寄ってくる。何度潜ってもまた居る。イシダイにボディーガードでも頼まれたのか?報酬はサザエで(笑)ここは諦めて先に進む。 さて、砂地にやって来ました。今日こそはマゴチゲットします。本当に許しません。 ただ砂地を見ると、いつもとは違い小さな穴があちらこちらに空いていた。マゴチが潜っていたような涙型の跡もない。ちょっと殺風景な感じがする。 そして開始から数分(・∀・)! 砂に半分潜っているマゴチを発見!!砂を被ってはいるが明らかにマゴチだ、エソじゃね〜。慎重に照準し撃とうと思った瞬間、マゴチダッシュ(涙)慎重になり過ぎた・・・。逃げた方向に追いかけてはみたが発見出来ず。 まだ始まったばかり、何度かチャンスはある。集中力を切らさないように海底を進む。 そして(・∀・)! 次のマゴチチャンス!!砂に潜っている奴を発見。 照準しながら近づくと、、、 「ん??」 見覚えがあるぞ〜。この背中の模様とこのシルエット。 「マエソじゃね〜か(゜▼゜*)!!!」 前回の事もあり殺意全開!!思わず遠めから発射!! スカっ(涙)ビックリしたマエソはマエソダッシュ!!一気に視界外へ。 「てめ〜、次会ったらタダじゃおかね〜ぞ。」 夜明けからプチ切れ。ただのスキル不足を魚に八つ当たりする寂しいモグラーが一人 ヘ(゜Д、゜)ノ マゴチダッシュは「ビュ!ビュ〜ン。」と初速は速いけど、その後は姿が確認出来るくらいノンビリ。マエソは「ビューン!!」と一気に居なくなった。今まで煙幕だけしか分からなかった奴はマエソなのだろうか?その後、ダッシュかました煙幕を見ただけでマゴチは見ず。また捕れんかった・・・。マジで次は許さんけんね〜。 (二本目) 次にチヌ狙っても仕方がないので、イシダイとマダイの目撃例がある場所へ。 水面からメジナが確認出来た。浅い場所で寄せてみると、40匹くらいのメジナの群れが乱舞している。その下の方ではウマヅラの群れ、そしてコブダイが多数。この瀬戸内にしてはかなり魚影が濃い場所だ。これならイシダイとマダイも現れるかもしれない。一段低い沈み磯まで下りて岩の陰から寄せてみる。しかし、寄ってくるのはコブダイとウマヅラだけ。何度か寄せてみたが現れない。先に進むことにした。このポイントでの熱い場所は二箇所。先程のポイントと水深8mくらいにある沈み磯。寄せてみるが大物はコブダイのみ寄ってくる。メバルの川の中にいるような感覚になるほど小魚は多い。 何回かくれば遭遇するだろう。今日はこんなもんだと撤収。シュウさんはキス突いてました。底物の道を極めようとしてますね。マエソ捕らないと極めた事にはなりませんよ(笑) 俺はこの後、ウェイクに行くことになっていたのでシュウさんとはここでお別れ。 (ウェイク) フラットアウトの連中が待つところへ濡れたウェットのままガソリン40L持って登場。ギャルが大爆笑していた。 ま〜、いつもは麦わら帽子にグラサンかけて、ウェット着て、ボードとヤス持って、背中にロングフィン背負って船に乗り込むんだから、今日のスタイルはジャブみたいなものよ(笑) 船のボックスを開けるとなみなみの真水が。生簀作ってくれたのかと一瞬喜んだのですが、曳き波を大きくするためのウェイトでした。さて、ギャルもいるので回らなければいけません(´Д`)。巨大な波に向かってフルエッジで進入。タントラム!!明らかに高さが出た。回転し水面を確認。いつもよりも高い視界に一瞬たじろんだがランディング。だが、エッジがすっぽ抜けるような感じで転倒。ビンディングの締めが甘かったせいで踵がすっぽ抜けたらしい。足がビンディングの奥に入ってしまい激痛が走る。船にヘルプを求めたのは初めてだな。同時に膝も痛めていたらしく、この日記を書いている時にはまともに歩けない状態になっております(涙) 靭帯を痛めると、痛みは後からくるんだよね。モトクロスをやっていた経験上。で、昼飯食べて、そんなに痛くなかったから潜ろうかなと。ギャルがピアスを海に落としたと言うから、アンカー落として濁りの中、海底へ。水深は11.8m。しかし、アンカーが着底した時に泥が舞い上がり視界はほぼゼロ。見付ければヒーローだったんだけど、ちょっと無理でした。スンマセン。 その後、軽く魚突きへ。スズキを狙おうとしましたが、なかなか良い状況にめぐりあいません。遠めにメーター近い長いシルエットを発見!!ユックリ近づきロックオン。「エラ、でけー。」と関心し、発射しようと思ったが、「・・・。」よく見るとボラでした・・・。90オーバーのボラって・・・。 結局、この時点でボウズな訳で。贅沢は言ってられないのでチヌとウマヅラを捕って撤収。やっぱり週に一度は新鮮な魚を食べないとね。チヌは味噌とネギで叩いて食べたけど美味かったよ。 朝三時半から遊びまくって夕方帰宅。嫁の機嫌が良い訳がない。子供を風呂入れて片付けしてと大忙し。遊び尽くしたかったら「早起き」が基本だよ。 所帯持ちモグラーの正しい週末の過ごし方でした。
|
||||||||||||||||||||||||||||
7/28 |
夏本番です!! 夏と言えば、、、、ギャルです!!しかし、ギャルの前で調子にのって膝を怪我しております(涙) 横に捻ると痛いけど、真っ直ぐ動かすのならば痛くない。フィンキックなら大丈夫でしょう!!久々に登場のNORIベッチー先生とシュウさん、シュウさんの後輩のどすえ君と一緒にFLATOUT号で出発。 今回はあっちこっち回ってイシダイ、マダイ、マゴチを狙う予定。まずは最初にイシダイの穴を覗いてイシダイを確保する予定だった。いつも覗けばイシダイがいるので余裕かましてました。 ここで四匹くらい捕れるとふんでいたのだが。。。 まずNORIさんが潜行。ヤスを発射!イシダイか?と思ったら、、、え〜、赤く見えるんですけど〜。それってコブダイです。。。イシダイに逃げる隙を与えないようにシュウさんがすぐに潜行。しかし、コブダイが暴れたせいで穴の中は見えず。そしてイシダイの気配は感じない。 穴はとりあえず諦めて近くで寄せてみる。ゴリゴリ。しかし、イシダイが寄ってくる気配はない。水温は27℃、ここまで高くなるとイシダイは現れないのだろうか? イシダイを探しに、近くの磯まで船で移動。その移動中、俺は運転していたのだが、後ろから「ガタッ」と音がした。振り向いてみると、どすえ君がヤスを一本必死になって掴んでいる!!そのヤスはNORIさんのヤスだった。確か後ろにもう一本、俺のヤスを置いていたはず。ない!!落とした!!アンカーを落として捜索するが濁りもあり発見出来ず・・・。潜る時間がなくなるので潔く諦める事にした・・・。アウッ・・・。 場所を変え、予備のヤスを準備する。その間、他のみんなは島の突端へ向かう。シュウさんがイシダイを一匹、NORIさんもイシダイを数匹みたらしい。 さらにポイントを変え、予備のヤスを持ってイシダイ探しへ。ポイントへ向かう途中、海底に魚の死骸が多数沈んでいた。マエソの死骸まである。何かにやられたのか、それとも誰かが捨てたのか?かなりの数だったので気味が悪い。テンションもダウン。そしてその流れを汲むようにかイシダイも現れない。このままいくとボウズになってしまう。それはマズいので、先程、シュウさんがイシダイを捕った島の突端へ潜ることにした。 海に入ろうと準備をしているとマスクのゴムが切れた。今日はツイてない。しかし、魚だけは捕って帰ろうとNORIさんのマスクを借りて突端へ向かう。小魚の群れの中に潜って行き、そして魚を寄せる。サンバソウが数匹現れた。贅沢は言っていられない、「許せ。」と一匹確保。そして一段下がった沈み磯で寄せると、一応イシダイサイズが寄ってきた。確実に横を向くのを待って発射。時間も時間なのですぐ船へ。 こんな日は早く帰ろう。船が止まりでもしたら大変だ。もし次来たなら、必ずヤスを見付けるよ。 新人どすえ君は竹ヤスで何も教わっていないにも関わらず、浅瀬で小魚をプスプス。間違いなくセンスあり!!もし魚突きにはまったら彼はやるかもしれないよ。 上機嫌のどすえ君とは対象的に本日振るわなかったシュウさん。
|