CW
2.CW送信ができない。
97.ファンクションキー(F4〜F12)でCW送信ができなくなってしまった
16.CW送信ボタン”DE”を押すと最初にQが送信される
31.CW送信がAMD-USB-KEYで動作しない
37.CW送信が頭切れする
109. CWのモニタ音がCTESTWIN起動後の最初だけ切れる
42.USBIF4CWのパドルの短点、長点を逆にしたい。
43.MMTTYのダイアログを表示しているとCW送信ができない。
21.COMポートが実在するのにエラーになる。(CW送信用、WinKeyer用、リグコントロール用)
22.The Australian Shires Contestを選択したら、F4キーで重複局にWKD B4を自動的に送らない。
58. リグを2台使用しているので、USBIF4CWのPTT端子をCWキーイングに使用したい
67.メイン画面のツールバーのCW送信略語の幅を広げたい
81. USBIF4CWを使用しているが、CWの電文を送出中に、パドル操作をしたら電文送出を停止したい。
85. ランニングモードで1局QSO後にCQが送出されない(MMTTY/MMVARI/CW)
87. WAEコンテストでQTCを送出したい
89.CWのランニングモードで、過去QSO済み(Dupe局)の場合には、WKD B4を送出せずに、QSOを進めたい
91.CWのランニングモードで相手のコールサインを途中まで入力した段階でEnterキーを押して、その後コールサインの後ろの文字を入力するとコールサインのCW送信に間があく
93.DX peditionのCW運用で、自分コールサインを毎回送出せずに、複数回に1回送出したい
94.FT-857とUSBIF4CW Gen.3を使って、USBIF4CWのパドルを操作すると、キャリア送信した状態になる
102.CQの送出が終了した時点で自動的にCall欄にフォーカスを移したい
107.CWでF6キーを押した時に、相手のコールサイン送出後カーソルがMyRST欄に自動的に移動しない
110. DirectSoundの初期化に失敗というメッセージがCTESTWIN起動時に表示される
116. CWモードでアンテナチューナの調整をしたいためキーダウンしたい
123.CWのランニングモードで相手のコールサイン+UrRSTを送った後に、コールサインが誤っていたため再送してきた時の対応方法
125.CWの速度を即座に好みの値に設定したい
127.Telnetの画面をクリックしたりBandmapに表示されたコールサインをクリックするとCWの速度が変わってしまう
128.ランニングモードでF3キーを押してCall欄を削除したあと、相手のコールを入力してEnterを押したらCQが送出されてしまう
131. スプリット運用していて、受信周波数を変化させたらランニングモードが解除されてしまう
133.PC画面の縦方向のドットサイズが小さいためにCW設定画面の下の方が設定できない、OKボタンを押すことができない
得点、マルチ、デュプ(重複)
5.特定の周波数または特定のモードの点数が正しく計算されない。
6.フィールドデーコンテストの移動局の局種係数の設定方法は?
19.特定のモード、周波数のマルチがカウントできない。得点が0になる。
33.点数計算が異常になる。
11.定義されていないマルチの局は、マルチとしてカウントせず、得点としてのみカウントするようにしたい
22.The Australian Shires Contestを選択したら、F4キーで重複局にWKD B4を自動的に送らない。
23.Dupe局でも記録したい。
24.不正なマルチの局、または得点計算に無効な局とのQSOも記録したい。
20.「xxxx fileが開けません」が表示されてマルチチェックができない。
69.MMTTY,MMVARIで運用していて、登録したデータが誤っていたことに後で気がついた
89.CWのランニングモードで、過去QSO済み(Dupe局)の場合には、WKD B4を送出せずに、QSOを進めたい
111. CTESTWINの自動計算による得点が手動計算と合わない
112. バンドが異なるQSOがdupeになってしまう。
114. WSJT-Xから送られてきたデータが正しく得点表示されない
ログデータ
10.クラブ局(マルチオペ)で各バンドごとにPCに入力されたログを1つにまとめたい
25.CTESTWINやPCが暴走して、QSOデータが無くなった。編集を誤ってデータを消してしまった。
41.ファイル名を指定せずに、誤って上書き保存でCTESTWINを終了してしまった。
59.CTESTWIN起動時に最近開いたログ・ファイルを表示するが、それを空白にしたい
60. ログファイルを読み込んだらクラブ局のオペレータ名が変わってしまった、もしくは削除されてしまった。
75. JARL コンテストの2波種目で参加したい。CQ WW DXコンテストのMULTI-TWOに参加したい。
66.特定のモードのみのログデータを作成したい
100.QSOデータを登録した直後に相手がコールサインを訂正してきた時の対処方法
101.JARL主催コンテストにSWLとして参加したい
115. JARL電子ログ画面にてシルバー種目、ジュニア種目の年齢が入力できない、ニューカマー種目の免許年月日が入力できない。
他のログ等とのデータ連携(ファイル出力・ファイルのインポート)
9.Logger(K4CY局作成のロギングソフト)にADIファイルで読み込んだのに周波数が表示されない
13.Turbo HAMLOG(V4以前)にデータをもっていく方法
14.Turbo HAMLOG(V5.16a)にデータをもっていく方法
86.Turbo HAMLOGでコンテストに参加して、CTESTWINにデータをインポートしたら、得点が0になり、マルチもカウントされない行がある
63. ADIFファイルを作成できない
72. JARL電子ログファイルをインポートしたら、得点0の局が「Dupe/不正マルチ?」として取り込まれた
108.インポートしたデータの得点が正しくない、マルチが正しくカウントされない
立ち上がらない、状態が変になった
8.CTESTWINが立ち上がらなくなった、もしくは状態が変になった時には?
リグコントロール
28.リグコントロールを使用して、SSBモードでAFSK RTTYで使用したい。
29.リグコントロールを使用するとブルースクリーンになる
39.FT-2000Dを使用するとリグの周波数読み取りに時間がかかる。CTESTWIN終了後にHamlogのリグコントロールができない。
40.CTESTWIN V3.78以降を使用して、FTDX9000に接続すると、CTESTWINがハングアップする
50.リグコントロールを使用しないが、実運用周波数を記録したい
21.COMポートが実在するのにエラーになる。(CW送信用、WinKeyer用、リグコントロール用)
54.ICOMのリグをCW SkimmerとCTESTWINでVSPE(Virtual Serial Ports Emulator)を用いて共用すると通信エラーが発生する。
64.KX3のリグコントロールとCW SkimmerのCOMポートを共用して同時に動かした時に、周波数がVFO AとB交互に変動してしまう
70.周波数リスト/バンドマップにて同一周波数に対して同じ局のデータが多数登録されてしまう
71.周波数が一致したら自動的にCallを設定する機能で、VFOの周波数と異なったコールサインが表示される
73. IC-756から読み取った周波数が10倍になってしまう
74. リグコントロールを設定するとCall欄にコールサインを入力してからデータを受け付けて、カーソルがMyRST欄に移動するのに時間がかかる
78. QSOデータを登録ごとにエラーが表示される
84.YAESUの新リグ(FT-2000D等)のコントロールとHDSDRのCOMポートを共用して同時に動かした時に、周波数がVFO AとBが交互に表示されてしまう
90.ICOMのリグと接続するとエラーが表示される
117. ICOMリグで、CTESTWINからモードを指定するとフィルターの選択が変わってしまう
120. Telnetから入力されたデータをBandmap上でクリックしてもリグの周波数が変化しない
121.ランニングモードでCQを送出した周波数を記憶しておきたい
129.コンテストに紐づいたbandmapファイルを開くことができませんでしたが表示される
動作が遅い
49.Telnetを起動していると動作が遅い
46.バージョン3.82にしたら起動が遅くなった
44.公開されているパーシャルチェックファイル(*.DTA)を読み込んだら、CTESTWINの起動に時間がかかるようになった。
55.データの記録が遅い(数十秒から2分程度かかる)
62.その他処理が遅い場合の回避方法
74. Call欄にコールサインを入力してからデータを受け付けて、カーソルがMyRST欄に移動するのに時間がかかる
126.リグコントロールを行っていて、リグのVFOダイヤルを回した時にBandmapへの表示が遅い事がある
表示
17.時刻表示をUTCにしたい
18. 画面の一部が細く表示される
30.136kHzが最後に表示される
35.音声メモの画面が消えない
36.ユーザ定義コンテストで、マルチ名称が重なって表示される
38.パソコンの画面が小さくて、設定ができない
20.「xxxx fileが開けません」が表示されてマルチチェックができない。
47.パーシャルチェックダイアログに現在参加中のQSO済みデータのみしか表示されなくなってしまった
48.メイン画面の「表示」メニューから指定しても画面が表示されなくなってしまった(マルチ、点数表示等)
56.周波数リストに色がつかない
57.一部の画面が表示されなくなってしまった
61. Function Keyの画面が閉じられなくなってしまった。
65.MyRST欄に日本語入力可に設定したのに日本語が表示されない
76. 周波数リストを周波数順にソートして表示したい
77. バンドマップにTelnetから得た情報を表示したら、データが多すぎて下側に次々とデータが追加されてVFO周波数の局のデータが画面外になり、表示されなくなってしまう
79. 得点表示、グラフの画面にコンテスト名を表示したい
83.日本語が横向きに表示される
98.CTESTWINを新規インストールしたら、今まで表示されていたWARCバンドや2400MHz以上の選択、デジタルモードの選択が表示されなくなった
99.001形式のコンテストで、UrRST/MyRST欄のナンバーをマイナス1/プラス1したい
106. CTESTWINホームページでグリッドロケータを登録したのに表示されない
119. S&PでEnterモードを使用しているが、フォーカス位置がCall欄かMyRST欄なのかがわかりにくい
130.バンドマップのY軸(周波数)の上下を逆に表示したい
132.バンドマップのコールサイン間のピッチが狭すぎる、広すぎる
パーシャルチェック
44.公開されているパーシャルチェックファイル(*.DTA)を読み込んだら、CTESTWINの起動に時間がかかるようになった。
47.パーシャルチェックダイアログに現在参加中のQSO済みデータのみしか表示されなくなってしまった
68.パーシャルチェックで移動局のコールサインのスラッシュ'/'を入力した時に固定局も表示したい。/QRPを入力した時にQRPが無しも表示したい
105. CTESTWINホームページでパーシャルチェックデータを登録したのに表示されない
印刷
1.ログ印刷、デュプチェックリスト印刷が紙からはみ出る。
3.ログ印刷で日本語が印刷されない。
12.JARLログの下の行が印刷できない
66.特定のモードのみを印刷したい
96.CTESTWINでサポートされていないモードの印刷をしたい
124.ログ印刷の主催者をJARL以外に変更したい
デジタルモード(MMTTY,MMVARI)
85. ランニングモードで1局QSO後にCQが送出されない(MMTTY/MMVARI/CW)
87. WAE RTTYコンテストでQTCを送出/受信したい
92.MMTTYのFSKで送信すると、送信電文の最初に余計な文字が表示されることがある
95. RTTYの受信データのコールサインが消える
その他
80.ボイスメモリ(WAV/MP3/WMAファイル再生)で、出力サウンドデバイスを指定したのに、Windowsの既定のデバイスで再生されてしまう/QSOデータ録音再生でMP3の場合、Windowsの既定のデバイスで再生されてしまう
82.USBIF4CW Gen.3でボイスメモリの再生を使用したい。
88.日本語を入力しようとするとCTESTWINが異常終了する
34.同日時に開催されている2つのコンテストに参加したい
103.キーボードからPTTのON/OFF制御をしたい
104.取消しキー(F3)が押しにくい
113. 各種設定値(iniファイル)を複数用意して切替えて使いたい
118. WARCバンドが周波数選択画面に表示されない
122.リグ内蔵ボイスメッセージ再生を使用して、CQ繰り返しを実行すると、繰り返し設定時間通りにならない
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1. ログ印刷、デュプチェックリスト印刷が紙からはみ出る。
印刷されるフォントがプロポーショナルフォント(文字毎に文字ピッチが異なるデザインのフォント)だと、はみ出て印刷されることがあります。はみ出ないようなフォントおよび文字大きさを選択してください。
フォントはメニューバーの1番左の「ファイル」をクリックして、プルダウンメニューの「印刷書体(data)」をクリックすれば選択できます。
2. CW送信ができない。
「COM* Portが開けません」(*は1〜9の数字)のメッセージが表示される場合は、CWパラメータ設定のダイアログにあるCOMポートが正しく設定されていない可能性がありますので、キーイングしようとする通信ポートの名称と一致しているか確かめてください。
また、他のアプリケーションが指定したCOMポートを使っている場合もこのメッセージが表示されますので、そのアプリケーションを終了させてください。
他のアプリケーションが使用していないで、かつ設定が正しくても、メッセージが表示される場合は、パソコンの通信ポートが正常に動作していない可能性があります。マイコンピュータのホルダーにあるコントロールパネルをダブルクリックして、システムのデバイスマネージャーの通信ポートが正常動作しているかみてください。
ノートパソコンの場合にはCOMポートを任意に設定できるようになっている場合がありますが、PCメーカの提供するユーティリティの設定とWindowsの設定の両方が必要な場合がありますので、パソコンメーカの取扱説明書をよく読んでください。
「COM* Portが開けません」のメッセージが表示されないで送信できない場合はキーイング回路の問題だと思われます。まずは、パソコンの通信ポートがON/OFFされているかどうかテスターを当てて見てください。非送信時には-12Vで、キーイング時には+12Vになります。(CWパラメータ設定のCW Output Positiveがチェックされていない場合は電圧が逆)
3. ログ印刷で日本語が印刷されない。
印刷されるフォントに英語フォントが指定されています。
正常に印刷するためにはメニューバーの1番左の「ファイル」をクリックして、プルダウンメニューの「印刷書体(preprint)」をクリックして、MSゴシックなどの日本語フォントを選択してください。
4. 日時データを編集した後、時間順に表示されない。
メニューの「その他」のプルダウンメニューの「データソート」を実行すると、日時の順序にソートされます。
5. 特定の周波数または特定のモードの点数が正しく計算されない。
メニューの「設定」のプルダウンメニューの「点数セット」で表示される表に正しい点数が入っているかどうか確認してください。
また、「設定」-「ログ出力モード周波数限定」でモードや周波数が限定されていると、正しく計算されません。こちらを参照してください。
6. フィールドデーコンテストの移動局の局種係数の設定方法は?
メニューの「設定」のプルダウンメニューの「点数セット」に表示される係数というエディットボックスに2と入力してください。
7. 入力できる最大局数は?
局数が多いときのテストを完璧に行えていないので、バグがあるかもしれませんが、一応最大局数は32,000局です。
但し、10,000局ぐらいになると、マルチチェック、点数計算等に時間がかかって使い勝手がいまいちです。(シングルOPでQSOできる範囲の局数では十分使えると思います)
8. CTESTWINが立ち上がらなくなった、もしくは状態が変になった時には?
CTESTWIN.INIファイルの内容が不正だとCTESTWINが立ち上がらなくなることがあります。
その場合は、過去のiniファイルを復元してください。復元方法は、こちらに記載しています。
9. Logger(K4CY局作成のロギングソフト)にADIファイルで読み込んだのに周波数が表示されない
Loggerの「utilities」ボタンをクリックして、次に「freq.」をクリックすると、ADIファイルで読み込んだバンド情報を周波数に変換する「start」ボタンが表示されるので、クリックしてください。
Loggerは周波数(kHz)で管理していますが、CTESTWINから出力されるADIファイルのデータはバンド情報(例えば50MHzは6m)だからです。
10. クラブ局(マルチオペ)で各バンドごとにPCに入力されたログを1つにまとめたい
プルダウンメニューの「ファイル」−「ログファイルを追加する」を押すと、現在のログデータに別のログデータを追加することができます。この機能で、バンド毎に記録されたデータを1つのデータにまとめることができます。
11. 定義されていないマルチの局は、マルチとしてカウントせず、得点としてのみカウントするようにしたい
ユーザ定義コンテストでMDファイルの最後にアスタリスクを2つ「* *」入れておくと、そのように動作します。
12. JARLログの下の行が印刷できない
お使いのプリンタの印字可能範囲が狭い(紙の下側の印刷不可能エリアが広い)場合には、下の行が印刷できない問題が発生します。
そのときには、印刷位置を全体に上側にずらして印刷することができます。印刷を指定したとき最初に現れるWindowの一番下に印刷位置調整という入力欄がありますので、縦オフセットに例えば「-5」と入力すると5mm上に移動して印刷されますので印刷できなかった行も印刷できようになります。また、右下の印刷スケールで全体の縮小指定もできます。
13. Turbo HAMLOG(V4以前)にデータをもっていく方法
Turbo HAMLOGにデータをもっていけるようにTXTフォーマットのファイルを作成します。デフォールトの拡張子は"txt"です。
入力されたRemarks1,Remarks2をHamlogにもっていくことができます。
マルチがJCC/JCG/区ナンバーのコンテストの場合にはナンバーを出力しますので、コンテストの種類を必ず設定してください。
注意:TurboHAMLOGのバックアップファイルを上書きしますので必ず、バックアップを行ってから次の手順を行ってください。
@ ctestwinを起動して変換するデーターファイルを開く。*注意:この時にコンテストの種類を必ず確認してください。
A ファイル出力→HAMLOG (TXT)ファイル出力。
B ダイアログで備考欄を記載。(Remarks1に自局の移動地などを記載、Remarks1を印刷したいならば% %で挟んでください。例:%茨城県ひたちなか市移動 QM06HJ%)
C 保存する場所とファイル名BAK0001.TXTとして保存。(Turbo HAMLOGでこのファイル名をバックアップとして指定しています。)
D Turbo HAMLOGを起動。
E オプション→データーの保守→QSOデーター・リストア
F 『現在のデータに追加する』をチェックしてCで保存したファイル名BAK0001.TXTとフォルダを指定して開始。(Turbo HAMLOGは自動終了します)
G Turbo HAMLOGを起動。
H オプション→データーの保守→マスターデータからQTHを転送でOKを押す。(全市全郡などマルチにJCC、JCGナンバーが有る場合のみ実行)
14. Turbo HAMLOG(V5.16a)にデータをもっていく方法
Turbo HAMLOGにデータをもっていけるようにCSVフォーマットのファイルを作成します。拡張子は、表示されたダイアログの右上部分を選択することにより、"csv"か"txt"を選ぶことができます。これは単に拡張子の名称が変わるだけで、ファイルの内容はどちらを選んでも同じです。
入力されたRemarks1,Remarks2などのデータをHamlogにもっていくことができます。
本機能を実行すると、HAMLOGのデータをバックアップするかどうかを指定する機能が実行されます。詳しくは、全機能一覧の「HAMLOGのデータをバックアップする」を参照して下さい。
ファイルはASCIIで下記のようなファイルが作成されます。
受信ナンバー記録、送信ナンバー記録を選択しておくと、Remarksの記入文字の後ろに追加されます。
全市全郡、6m&down/Field dayの2.4GHz以上の場合には、JCC/JCG/区ナンバー自動抽出してナンバーをCode欄に出力します。
それ以外のコンテストの場合は、「Code欄の手動設定」の項目に設定をしてください。
DX局の場合は、カントリーを自動判断して、最終文字"8"に設定します。JD1はDX局と見なします。
また、カントリーコードと国名をQTH欄に入れます。
国の検出は"dxccaa.md"で行い、HAMLOGのカントリーコードと国名の変換は"Hamlog_dx_code.md"を使います。テキストファイルですので、カントリーに変更があったら修正をしてください。
リグコントロ−ルを使用していて、備考欄に周波数を記録するようにしていると、HAMLOGの周波数欄に設定されます。
注意:TurboHAMLOGのデータファイルを上書きしますので必ず、バックアップを行ってから次の手順を行ってください。
1 CTESTWINを起動してTurbo HAMLOGにデータを移行したいファイルを開く。
*注意:この時にコンテストの種類を必ず確認してください。
2 メニューの「ファイル出力」→「HAMLOG CSVファイル出力(V5)」を選択してください。
3 Hamlog用データ設定で、各項目を記入設定してください。(Remarks1に自局の移動地などを記載、Remarks1を印刷したいならば%%で挟んでください。例:%茨城県ひたちなか市移動 QM06HJ%)
4 受信したコンテストナンバーから、相手のJCC,JCGコードなどのQTHを自動的に抽出したい場合は、「Code欄の手動設定」の枠を指定してください。例えば、全市全郡コンテストの場合は、電力コード1文字を消すとJCC/JCGナンバーになりますので、「右1文字を削除」又は、「数字以外を削除」をチェックしてください。
5 保存する場所とファイル名を指定します。例えば2011ALL_JA.csvとして保存します。
6 自動的にHAMLOGファイルのバックアップのダイアログが表示されます。万一HAMLOGの操作を誤るとデータが失われてしまいますので、バックアップすることをお勧めします。
7 バックアップのダイアログでは、HAMLOGが格納されているフォルダーを指定してください。初期値は「C:\Hamlog」になっています。Turbo HAMLOGを他のフォルダーにインストールしている方は、
「HAMLOGフォルダー指定」のボタンを押して変更してください。
8 OKを押すと、指定したHamlogフォルダーに格納されている拡張子がhdbのファイルを全てCTESTWINのフォルダーの下にHamlogBackup\xxxxxxxxxxxxというフォルダーを作成してコピーします。ここで、xxxxxxxxxxxxはコピーしたときの年月日時刻です。例えば2011年5月8日15:23分にコピーした場合はフォルダー名は201105081523となります。
9 上記4で指定したファイル2011ALL_JA.csvはASCIIコードで記述されていますので、メモ帳などで開いて内容が正しいかを確認してください。誤っていた場合は、2の操作からやり直してください。
10 Turbo HAMLOGを起動します。
11 『オプション』→『データーの保守』→『データーのインポート』ダイアログで「CSVファイルから」を選択して、他はチェックマークをはずします。
12 『開く』を押して4で保存したファイル名2011ALL_JA.csvとフォルダを指定してインポートを開始します。インポートが終了するとTurbo HAMLOGは自動終了します。
13 Turbo HAMLOGを再起動します。
14 全市全郡コンテストなどで、JCC/JCGナンバーを抽出した場合は、「オプション」→「データーの保守」→「マスターデータからQTHを転送」でOKを押してください。
自分自身のTurbo HAMLOGに記憶されている過去のQSOデータから名前、コード、QTHのデータを持ってくることができます。
詳しくは、HAMLOG用CSVファイルのエクスポートのページを参照してください。
15. QSOレート表示で過去のモデル表示方法がわからない
例として、昨年参加した6m&downコンテストを過去のモデルとして表示させてながら、今年の6m&downコンテストに参加する場合には以下のようにします。
まず、今年のコンテストが始まる前に昨年のコンテストデータを過去のモデルとして登録しておく必要があります。
昨年の6m&downコンテストのデータを「ファイル」−「開く」で読み出します。次に「表示」「グラフレート表示」でグラフを表示させます。
次にグラフ表示windowのメニューの「過去のモデル」-「過去のモデルとして登録」を選択すると昨年の6m&downコンテストが過去のモデルとして登録されます。その際、グラフに表示される名称として「6m & down 2003」と表示されますが、それでよい場合には「OK」ボタンを押します。
この登録したデータはハードディスク内にrefqsodata.datというファイル名で記録されていますのでCTESTWINを終了しても消えることはありません。
以上が今年のコンテスト参加前に必要な操作です。
CTESTWINを一旦終了するか、あるいはメインメニューの「ファイル」−「新規作成」を選んで今年の6m&downに参加してください。
そこで、「表示」「グラフレート表示」でグラフを表示させて、グラフ表示windowのメニューの「過去のモデル」-「読込」を選択すると先ほど登録した昨年のデータが表示されます。
今年参加しているコンテストでデータを入力をしていくと、今年・昨年の両方が重ねて表示されますので昨年のQSOレートと比較しながらコンテストに臨むことができます。
もし、昨年コンテストに2時間遅れの23時から参加したのであれば、グラフwindowの左の上から3番目のedit boxに現れている数字を2にします。すると、昨年のデータが2時間右にシフトして表示されます。
逆に昨年は21:00から参加したが、今年は2時間遅れの23:00から参加した場合には、数字を-2にします。
16. CW送信ボタン”DE”を押すと最初にQが送信される
Ver3.24〜Ver3.27にバグがあり、DEを押したときの初期値が$qであるべきとことを%qとなっていたため、発生しています。
メニューの「CW」「CWパラメータ設定」で表示されるwindowのMy Call F7の行の「%q TU DE Jxxxx」を 「$q TU DE Jxxxx」に変更してください。
17. 時刻表示をUTCにしたい
プルダウンメニューの「設定」−「各種設定」で「時刻とDupe表示をUTCにする」を選択すると、メイン画面に表示される時刻をUTCで表示します。また、Dupeと判定された時に前回のQSO時刻をUTCで表示します。
メイン画面の時刻が表示されている場所をマウスで右クリックするとUTCに、再度右クリックするとJSTに切り替えることもできます。
18. 画面の一部が細く表示される
V3.34以降のバージョンでは、指定されたフォントの大きさにより画面のサイズを自動計算するように変更しました。フォントに小さいサイズを指定していたり、拡大縮小ができないフォントが使用されていると画面のその行が細く表示されます。
メニューの「フォント」でプルダウン表示される「入力枠表示フォント」や「ボタンフォント」「マルチ/グラフ表示フォント」などを大きいサイズに指定することでこの問題を解消することができます。
注:SYSTEMフォントは拡大、縮小できないので、別なフォントを選んでください。
19.特定のモード、周波数のマルチがカウントできない。得点が0になる。
メニューの「設定」-「ログ出力モード周波数限定」でモードや周波数が限定されていると、限定条件に合致したQSOのマルチはカウントされません。
その場合は、以下の手順を行うと直すことができます。
1)CTESTWINを立ち上げる。
2)メニューの「設定」-「ログ出力モード周波数限定」を選ぶ。
3)現れた画面の「限定条件を保存する」の選択を外す。
4)CTESTWINを一旦終了する。
5)再度CTESTWINを立ち上げる。
これ以降は、全てのモード、周波数がマルチとしてカウントされます。
20.「xxxx fileが開けません」が表示されてマルチチェックができない。
拡張子がMDのファイルはマルチのチェックの定義を記載しているファイルです。
CTESTWIN.EXEと同じフォルダーに入れておかないと正常に動作しませんので、ご注意ください。
21.COMポートが実在するのにエラーになる。(CW送信用、WinKeyer用、リグコントロール用)
デバイスマネージャの「ポート(COMとLPT)」にCOMポートが表示されていて、そのCOMポートの番号とCTESTWINに設定したCOMポートの番号が一致しているかどうかを確認してください。
USB-シリアル変換ケーブルを使用している場合には、最新のドライバソフトをインストールしてみてください。ケーブルメーカのサイトに無い場合は、変換ケーブルの中に入っているチップメーカのサイト(
例:Prolific社 FTDI社(https://ftdichip.com/))に新しいドライバソフトが公開されている場合があります。
CTESTWIN V3.54以降では、COMポートを開く処理でストールしないように、以下のレジストリにCOMポートが記載されているかどうかをチェックするようにしました。
HKEY_LOCAL_MACHINE / HARDWARE / DEVICEMAP / SERIALCOMM
COMポートが実在するのに何らかの原因で、レジストリに無い場合は、レジストリエディタでCOMポートを追加してください。
最近のリグは、USB接続により2つのCOMポートが現れます。一方はCWの送信用でもう一方がリグコントロール用です。どちらなのかは、リグの取扱説明書を読んで調べてください。
22.The Australian Shires Contestを選択したら、F4キーで重複局にWKD B4を自動的に送らない。
本コンテストでは、VKのRover(移動)局とは、Shireが異なれば何度でもQSOが可能な為、重複局でも記録可能に設定しています。そのため、WKD
B4を自動的に送る機能は動作しません。
23.Dupe局でも記録したい。
Ctrl+Enterを押すことにより強制的に記録することができます。また、「設定」-「各種設定」で「重複局(Dupe)も記録する」をチェックすることでも記録できます。この記録されたQSOは、得点計算から除かれます。
24.不正なマルチの局、または得点計算に無効な局とのQSOも記録したい。
Ctrl+Enterを押すことにより強制的に記録することができます。また、「設定」-「各種設定」で「不正マルチでも警告表示して記録する」をチェックすることでも記録できます。この記録されたQSOは、得点計算から除かれます。
また、Shift+Enterにより、Dupeチェックやマルチチェックをせずに、強制的に記録することもできます。Shift+Enterの場合は自動的にDupe局として記録されますので、マルチのカウントや得点のカウントから外されます。
後に、正しいマルチに修正する場合は、メイン画面のQSOデータをマウスでダブルクリックして編集画面を表示して、My Numを修正し、備考欄のマルチ不正等の文字を消し、Dupe(重複QSO/マルチ不正)のチェックを外してください。
25.CTESTWINやPCが暴走して、QSOデータが無くなった。編集を誤ってデータを消してしまった。
CTESTWINには、10回前に記録したデータまで保存しています。再度PCを立ち上げたら、CTESTWIN.exeが入っているフォルダーにある以下のいずれかのデータを読み込んでください。再読込したファイル名は、ctw_temp-3.lg8のようにctw_が先頭に付きます。
最新のデータ:temp.lg8
2回前のデータtemp-1.lg8
3回前のデータtemp-2.lg8
4回前のデータtemp-3.lg8
5回前のデータtemp-4.lg8
QSOデータを保存せずにCTESTWINを終了してしまった場合は、上記の他に、CTESTWINがインストールされているフォルダーのBackupというフォルダーにtemp20130901080905.lg8のような名称のファイルで保存されたファイルから復活ができます。ファイル名の数字は年月日時分秒を示します。
このバックアップファイルはCTESTWINを正常終了するごとに作ります。CTESTWINが起動している状態で落ちた場合には作成されませんので、上記のtemp.lg8〜temp-4.lg8から復活してください。
26.デジタルQSOパーティー WSJT部門にJT65モードで参加するとき
JT65は、RST形式でないため、以下の設定をしてください。
コンテストは「マルチチェック無し」とし、モードはSSBの設定でパーティーに参加してください。
「設定」「各種設定」の一番下の「MrRSTに59/599を入れる」のチェックをはずしてください。そうすると、MyRSTに59や599が自動的に入らなくなりますので、信号強度の-10などを入力できます。
JARL電子ログファイル作成するときは、ファイル作成時の設定画面の下のほうにある「モードを強制的に変更する」にチェックを入れて、モード欄にJT65などのモードを入力してください。
ADIFファイル出力をするときは、、「RSTで無いモード(JT65等)」のチェックを入れて、モード欄にJT65と入れると、ADIFファイルのモード欄がJT65になります。SRX/STXは出力しません。
HAMLOGのファイル出力の時は、同様に設定画面の下のほうにある「モードを強制的に変更する」にチェックを入れて、モード欄にJT65などのモードを入力してください。
Cabrilloフォーマットには、WSJTモードの規定がされていないので、サポートしていません。
27.CTESTWIN起動直後に"DirectSoundの初期化に失敗(DirectSoundCreate8)"と表示される。
CWのトーン再生にDirectSoundを使用しています。PCにDirectXがインストールされていない場合はこのエラーが表示されますので、DirectXをダウンロードしてインストールしてください。また、Windows
7, Vistaでは、スピーカが接続されていない場合や再生デバイスが無効に設定されているとこのエラーが表示されることがあります。
また、何らかの原因でDirectSoundの初期化に失敗した場合にもこのエラーが表示されることがあります。PCメーカやMSからDirectSound関係のパッチがリリースされていないか確認してください。エラーの対策ができない場合は、CWの設定画面の「BeepにDirectSound使用」のチェックをはずしてください。チェックが外れているとDirectSoundを使用しないで別の方法でCWのトーンを再生します。但し、CPU速度が遅いPCやWindows
Vista,7では、DirectSoundを使用しないと音が途切れることがあります。
28.リグコントロールを使用して、SSBモードでAFSK RTTYで使用したい。
リグコントロールを使用していると、リグからモードを自動的に読み込みますので、SSBのモードでAFSK RTTY運用する場合は、、モードがSSBになってしまいます。それを防ぐには、リグコントロールの設定画面で「リグのモードを読んでCTESTWINに設定する」のチェックをはずして、手動でRTTYなど運用モードを設定してください。
29.リグコントロールを使用するとブルースクリーンになる
USB-シリアル変換ケーブルを使用している場合は、最新のドライバソフトをインストールすると解決することがあります。本FAQ No.21を参照してください。
30.136kHzが最後に表示される
136kHzバンドは途中から追加されたバンドであるため、248GHzバンドの次に表示されます。
31.CW送信がAMD-USB-KEYで動作しない
AMD-USB-KEYは、USBIF4CWと仕様が異なる部分がありますが、以下の設定を行うことにより使用できます。
CWの設定ダイアログのCWポートでUSBIF4CWを選んでください。次に「USBIF4CW」のボタンをクリックして表示されるダイアログで、「USBIF4CWのバージョン取得およびWPM設定をしない」にチェックをして、OKを押して、CTESTWINを再起動してください。
CTESTWINを起動するときに、「USBIF4CWのバージョンを特定出来ません。」というエラーメッセージが表示されますが、OKを押すと使用できます。
AMD-USB-KEYには、エレキー機能が入っていないため、パドルによる手動CW送信はできません。
32.海外でコンテストに参加したい
V.3.68より以下のコンテストについては、海外運用をサポートしております。(設定した運用場所を基点にした点数計算を行います)
・IARU HF World Championship
・WPX
・WPX-RTTY
・CQ WW DX
・CQ WW RTTY
・All Asian DX
・Japan International DX
・Marconi memorial
「設定」「自局Call/海外運用設定」で表示されるダイアログに、Entity,大陸、ITU Zone, WW Zoneを設定してください。
Entity欄には、DXCCWW.mdファイルに記載されている2番目の文字列を記入してください。DXCCWW.mdはテキストなのでメモ帳(notepad.exe)で開くことができます。
例えば、日本は、JA、小笠原は、JD/o、Guamは、KH2となります。
「運用地Callsign」欄に、例えば「KH2/JI1AQY」などの運用地でのコールサインを入力して「Entity,大陸,WW Zone設定」ボタンを押すと自動的にEntity名、WW
Zone、大陸がセットされます。
ITUゾーンに関しては、JA周辺にあるJA局が比較的運用される国のみ自動設定されます。それ以外の場合はITU Zoneを手動で設定してください。
また、WW Zoneに関して、VK,VE,BY,Kなど1つの国が複数のZoneに跨る場合も手動で設定してください。
「日本に設定」ボタンを押すと初期値「日本」に戻ります。
Japan International DXコンテストの場合は、日本と海外でマルチが異なります。そのため、コンテストを選択した時点でEntityの設定がJAかどうかでマルチの検出処理を選択しています。国内/海外を切り替えたい場合は、Entityに入力後に、再度コンテスト選択ダイアログでJapan
Int'l DXを選択してください。
33.点数計算が異常になる。
モードや周波数が限定されていると、限定条件に設定したQSOのマルチと点数をカウントしません。本FAQ No.19を参照してください。
運用地が海外(日本以外)に設定されていると、運用場所を基点にした点数計算になります。本FAQ No.33を参照してください。
一部のコンテストは、各バンド、モードごとの得点を変更することが可能です。この設定値が不正であると正しく計算されません。本FAQ No.5を参照してください。
コンテストの規約が変更されていて、CTESTWINの計算と異なる場合は、JI1AQYまで連絡をください。
34.同日時に開催されている2つのコンテストに参加したい
HELPの全機能一覧の2重起動もしくは起動時に初期設定値を選択するを参照してください。
2つのCTESTWINを同時起動する方法と、CTESTWIN起動時に初期値を5つから1つを選択する方法の2種類があります。
同時起動する場合は、1つのリソースを2つのCTESTWINで使用するので制約がありますが、起動時に初期値を選択する方法では制約がありません。
35.音声メモの画面が消えない
「設定」「録音の設定」で「録音をする」のチェックをはずして、音声メモの画面を閉じた状態でCTESTWINを終了させれば、次から表示されなくなります。
36.ユーザ定義コンテストで、マルチ名称が重なって表示される
マルチが表示されている画面上で、マウスを右クリックしてメニューの「表示間隔変更」を選択すると、表示間隔を変更できますので、マルチが見やすいように調整してください。
37.CW送信が頭切れする
1) PTTを使用する場合
リグのPTT信号とPCを接続してください。(詳しくは、CW送信のPTTの項目を参照してください)
CWの設定ダイアログで、「PTT制御する」をチェックして、送信前waitに時間を設定してください。これは、PTT信号をONしてからCW送信を開始するまでの時間でリグの性能により調整してください。例えば、0.2秒(200ms)にしたい場合は、20と入力してください。
2)リグのブレークインを使用して送信に切り替えている場合
CWの設定ダイアログで、「1文字目延長」に設定した時間だけ、最初に送信するCWの符号が長く送信されます。
38.パソコンの画面が小さくて、設定ができない
コンテスト選択、JARL電子ログ、サマリー印刷、Cabrilloファイル出力、各種設定、CW設定、Hamlogファイル出力、リグコントロール設定のダイアログは、垂直方向にサイズ変更ができます。ダイアログの枠をマウスでドラッグして、画面サイズを小さくして垂直スクロールバーを動かして設定してください。
39.FT-2000Dを使用するとリグの周波数読み取りに時間がかかる。CTESTWIN終了後にHamlogのリグコントロールができない。
リグコントロールのFT-2000Dに関する注意事項を試してみてください。
40.CTESTWIN V3.78以降を使用して、FTDX9000に接続すると、CTESTWINがハングアップする
「YAESU周波数取得」の「定期的に取得する」のチェックを外してください。
41.ファイル名を指定せずに、誤って上書き保存でCTESTWINを終了してしまった。
CTESTWINのログファイルの初期値は、ctestw.lg8です。CTESTWINを起動してctestw.lg8を読み出してください。更に前のデータを読み出したいときは、25項を参照してください。
保存をつい忘れてしまいそうだと思われる方は、「設定」「各種設定」の「終了毎にbackupする」をチェックすることをお勧めします。
チェックしてあると、CTESTWINを終了時に自動的にバックアップファイルをBackupというフォルダー内に作成します。
ファイル名は、CQWW_20130901080905.lg8のように、ファイル名の後に年月日時分秒が付いたファイル名になります。
42.USBIF4CWのパドルの短点、長点を逆にしたい。
CWの設定画面で、USBIF4CWのボタンを押して「パドルリバース」をチェックすると逆にすることができます。
この機能を使用する場合は、その上に表示されている「USBIF4CWのバージョン取得及びWPM設定をしない」のチェックを外してください。
43.MMTTYのダイアログを表示しているとCW送信ができない。
CW送信するときは、MMTTYのダイアログをクローズしてください。
44.公開されているパーシャルチェックファイル(*.DTA)を読み込んだら、CTESTWINの起動に時間がかかるようになった。
CTESTWINは起動時にパーシャルチェックファイルを読み込みます。公開されている拡張子がDTAのパーシャルチェックファイルは重複データが含まれているため、それを取り除く処理を行うのが原因です。処理時間を短くするためには、DTAファイルを読み込んだ後に「ファイル出力」−「現パーシャルチェックデータをファイル出力」でCTESTWINのパーシャルチェックデータ(*.pck)として保存して、そのファイルをパーシャルチェックデータとして読み込むと起動時間を短くすることができます。
45.ファイル保存が日本語でできない。
Windows Vista以降のOSでMS-IMEの日本語入力の仕様が変更されたため、PCによってはIMEが無効化されてファイル保存時に日本語の入力ができない現象が発生しています。
特段MS-IMEを使う理由がない場合は、Google IMEをお勧めします。Google IMEは、、旧仕様もサポートしているため、ファイル保存時に日本語入力が可能です。
CTESTWIN Version 4.0にてコンパイラを変えたことにより、MS-IMEでの日本語入力ができるようになったようです。
46.バージョン3.82にしたら起動が遅くなった
バージョン3.82でパーシャルチェックデータ読み込み時にデータをソートする処理を入れたため、起動時間が遅くなりました。
「ファイル出力」「現パーシャルチェックデータをファイル出力」で一旦別な名前で登録して、メイン画面の「Call」を押して、その登録したデータを読み込むと、それ以降は速くなります。
また、「各種設定」で「パーシャルチェックの同じデータは読み込まない」をチェックして、再起動すると更に速くなります。
47.パーシャルチェックダイアログに現在参加中のQSO済みデータのみしか表示されなくなってしまった
パーシャルチェックのダイアログ上でマウスの右クリックのメニューにて「読込ファイル+参加中QSO済データ」を選択してください。
48.メイン画面の「表示」メニューから指定しても画面が表示されなくなってしまった(マルチ、点数表示等)
CTESTWINでは、前回終了時の各Windowの表示位置を記憶しています。再起動した時に、位置情報がPCの画面から外れた場合に表示ができなくなります。
メニューの「表示」「元の位置(左上)へ戻す」で表示することができます。
また、「設定」「各種設定」「表示」タブで「Windowを画面内に自動的に移動する」をチェックすると、再起動時にスクリーンをはみ出ている場合、スクリーン内に自動的に移動します。
49.Telnetを起動していると動作が遅い
処理速度が遅いPCでは、週末等でUpされるデータ量が多いとTelenetの処理の影響でCTESTWIN全体の動作がにぶくなります。
まず、各Telnetサーバーには配信データを限定する設定がありますので、必要でないデータを配信しないように設定してください。
CTESTWIN側では、以下の設定をすると速くなります。
「設定」の周波数リストに流し込む設定を、全ての局からの報告データを流し込むに設定してください。(Entityを確認する処理が省かれます)
また、流し込む大陸を全てチェックしてください。(大陸を確認する処理が省かれます)
更にBand Mapをお使いの場合は、「設定」「リグコントロール設定」の「周波数リストを自動的にソートする」のチェックを外して、周波数リストを最小化表示(右上の「-」ボタンを押す)と速くなります。Dupe局は流し込まないの設定をしていると、Telnetに入ってきたデータ1局毎にdupeチェックをしますので、これを外すと速くなります。
また、「各種設定」の「入力」タブの「キー入力データを周波数リスト/BandMapに登録しない(入力高速化)」をチェックすると、QSOデータが周波数リスト/BandMapに登録されなくなりますが、入力を高速に行うことができます。
50.リグコントロールを使用しないが、実運用周波数を記録したい
備考欄に21.023MHzのように記入するとCabrolloログファイルやHamlog等に実周波数データを移行することができますが、以下の方法を行うと便利です。
リグコントロールの設定画面で、「リグコントロールを行う」のチェックを外し、「備考欄に周波数を記録する」をチェックし、表示桁を好みで選択してください。
メイン画面のCall欄に例えば21.023と入力すると、備考欄に21.023MHzと現れます。別な数字を入れると上書きします。消したいときは、0を入力してください。
この値は一度入れると記憶されますので、通常にナンバー入力するたびに備考欄に自動的に記録されます。周波数を変えた時は、再度周波数を入力しなおしてください。
51.WAEコンテストに参加しているが、相手がEU局かどうか判定したい
WAEコンテストでJA局はEUの局とのみ交信可能です。EU局かどうかわからない場合は、コールサインをCall欄に入力して、メイン画面の右から3番目の「M」ボタンを押すか、「Page
Down」キーを押してください。EU局でない場合は、「???は、WAE局ではありません」と表示します。まだQSOしていないEUのEntityの場合は、「NEW
マルチ???です」と表示します。既にQSO済みのEUのEntityの場合は何も表示しません。
52.聞いたことの無いプリフィックスなので、どこの国か知りたい
メイン画面のCall欄にコールサインを入力してCtrl+Eをキー入力すると、DXCCWW.mdファイルを検索してメイン画面の下に大陸、ゾーン、Entityを表示します。
また、「設定」「各種設定」で「Call入力時にEntityを表示する」にチェックをしておくと、Dupe checkする度にマルチ確認結果表示欄にEntityを表示します。但し、JA局の場合は表示しません。
JA局は表示しませんが、JAかどうか判定する処理を行っていますので、国内コンテストの場合でも処理速度の遅いPCをお使いの場合は、チェックを外してください。
53.SSBやFMで録音したWAVやMP3ファイルのCQを送出をしたいが、リグを自動的に送信に切り替えるにはどうしたらよいのか?
USBIF4CWかWinKeyerをお持ちの場合は、CWの設定画面でPTTの設定をするとCQを送出するとき(WAV,MP3ファイルの再生時)にエレキーのPTT端子がON状態になります。
それらのエレキーをお持ちでない場合は、PCのシリアル(RS-232C)のRTS端子に出力する機能がありますので、トランジスタ1個の簡単な回路を付加することでリグを送信に切替ができます。PCにシリアル(RS-232C)インターフェイスがない場合は、市販のUSB-シリアル変換ケーブルを利用してください。詳しくは、CWのページを参照してください。
54.ICOMのリグをCW SkimmerとCTESTWINでVSPE(Virtual Serial Ports Emulator)を用いて共用すると通信エラーが発生する。
CW Skimmerは、定期的に周波数・モードを読み出しますので、そのデータがVSPEを通してCTESTWINにも入ってしまうため、通信エラーが発生する可能性があります。
防ぐためには、以下の設定をしてください。
@お使いのICOMのリグのマニュアルに従い、CI-Vの「トランシーブモードを動作しない」にリグを設定してください。
ACTESTWINのリグコントロールの設定で、「ICOM周波数取得」の「定期的に取得する」は、チェックを外してください。
なお、上記設定をした状態でCW Skimmerを終了すると、CTESTWINの周波数・モードは変化しなくなりますので、元の設定に戻してください。
55.データの記録が遅い(数十秒から2分程度かかる)
お使いのウイルスチェックソフトが関係している可能性があります。ウイルスチェックソフトを無効に設定してみてください。もしくは、ファイルスキャンの除外に、CTESTWINのフォルダーを指定してください。また、除外プロセスにCTESTWIN.EXEを指定してください。
56.周波数リストに色がつかない
リグコントロールの設定画面で、「周波数リストを自動的にソートする」のチェックをすると着色します。
57.一部の画面が表示されなくなってしまった
マルチディスプレイを使用していて、一方のディスプレイを取り外すなどして、画面座標がパソコンの表示領域外に設定されると表示がされなくなります。その場合は、「表示」「元の位置(左上)へ戻す」で表示されないダイアログを選んでください。
また、「設定」「各種設定」「表示」タブで「Windowを画面内に自動的に移動する」をチェックすると、再起動時にスクリーンをはみ出ている場合、スクリーン内に自動的に移動します。
58.リグを2台使用しているので、USBIF4CWのPTT端子をCWキーイングに使用したい
リグ1選択時は、CW-out、リグ2選択時はPTT-outでCW送信ができます。ここを参照してください。
59.CTESTWIN起動時に最近開いたログ・ファイルを表示するが、それを空白にしたい
メニューノ「ファイル」「新規作成」を実行してください。
60.ログファイルを読み込んだらクラブ局のオペレータ名が変わってしまった、もしくは削除されてしまった。
ログファイル(LG8)を保存する時に、クラブ局のOP名も保存します。ログファイル(LG8)を読み込んだ時に、OP名を読み込みたくない場合は、メニューの「設定」「各種設定」の「ファイル」タブにある「クラブ局OP名をログファイル(LG8)から読み込む」のチェックを外してください。
OP名は、「設定」「クラブ局OP名設定」で表示されるダイアログの「保存」「読込む」ボタンでファイルに保存/読み込みすることができます。
ファイル名の拡張子はopです。テキストファイルなのでメモ帳などで編集することもできます。
61. Function Keyの画面が閉じられなくなってしまった。
メニューの「表示」「Fキー表示」「編集モード」を選択して、右上の「X」を押すことで閉じることができます。
62.その他処理が遅い場合の解決方法
処理速度の遅いPCをお使いの場合は、以下を見なおしてみてください。
@データ入力時のEntityを表示
「各種設定」の「表示」タブの「Call入力時にEntity,zone,大陸を表示する」のチェックを外してください。
Aデータ入力時にEntity記号を備考欄に記録
「各種設定」の「表示」タブの「備考にEntity記号を記録」のチェックを外してください。
Bデータ入力時にファイルを上書きする
「各種設定」の「ファイル」タブの「1局データ入力毎にファイルを上書保存する」のチェックを外してください。
Cデータ入力時にファイルを仮登録する
「各種設定」の「ファイル」タブの「1局入力毎に仮登録(temp.lg8」のチェックを外してください。
但し、本機能は、CTESTWINが突如固まった時やPCの電源が切れてしまった時など、いざというときにログを復活するために必要なのでなるべく外さないでください。
ファイルの保存に時間がかかるので、お使いのウイルスチェックソフトのスキャンが原因も考えられますので、CTESTWINやLG8ファイルをスキャン対象から外してください。
Eパーシャルチェックデータが大きい
「各種設定」の「その他」タブの「パーシャルチェックファイル読込時に同じデータがあったら読み飛ばす」をチェックしてください。
サーチするデータを、JAのみ、DXのみに削減することができます。パーシャルチェックの画面で右クリックして選択してください。
それでも遅い場合は、パーシャルチェックをコンテスト毎に別名称にして分ける方法もあります。
Fパーシャルチェックの列幅
「各種設定」の「表示」タブの「パーシャルチェックファイルの列幅を自動補正する」のチェックを外してください。
Gリグコントロールを使用している場合、以下を見なおしてください。
周波数リストの表示更新に処理時間がかかりますので、周波数リストの右上の「-」ボタンを押して、最小化(タスクトレーにアイコン化)をして、代わりにバンドマップを使用してください。
どうしても周波数リストが必要な場合は、設定画面の「周波数リストを自動的にソートする」のチェックを外してください。
最小化(タスクトレーにアイコン化)すると、周波数リストのデータ更新処理を行いませんので高速化できます。
Hメイン画面の列幅自動補正
「各種設定」の「表示」タブの「入力または編集毎に列幅を自動補正する」のチェックを外してください。
Iパーシャルチェックの表示
「各種設定」の「表示」タブの「移動局入力時に固定局もパーシャルチェックに表示」のチェックを外してください。
JTelnetを使う場合
CTESTWINで周波数やモードなどを制限するフィルタ機能がありますが、判定する処理が実行されています。Telnetホスト局側にフィルタリングする機能がありますので、そちらを利用するとCTESTWIN側の処理が少なくなり、処理速度を向上させることができます。
「各種設定」の「入力」タブの「キー入力データを周波数リスト/BandMapに登録しない(入力高速化)」をチェックすると、QSOデータが周波数リスト/BandMapに登録されなくなりますが、入力を高速に行うことができます。
K他のアプリケーションの影響を受けている場合
Ctrl+Alt+Deleteキーを押すと、Windowsのタスクマネージャが起動します。
動作しているプロセスのCPUの占有率を大きい順に並び替えてしらべてみてください。もしもコンテスト中使用しないアプリケーションがCPUを専有していたら、そのアプリケーションを閉じてください。CPUを概ね30%以上を専有しているアプリケーションが動作していると、CTESTWINの動作に影響がでます。
LUSBIF4CWを使用している場合
USBIF4CWのパドル操作でCW送品電文を停止する指定をすると、USBIF4CWから送られてくるメッセージを処理するので、CTESTWINの負担になります。CWの設定画面でUSBIF4CWのボタンを押して、「CW送信中パドル操作で停止」のチェックを外してください。
Mウイルスチェックソフトの影響による場合
FAQ55を参照してください。
63.ADIFファイルを作成できない
Windows Vista/7/8/8.1/10でCTESTWINを「C:\Program Files」や「C:\Windows」 「C:\」フォルダーなどの権限を必要とするOSのフォルダーにインストールすると、正しく動作しません。「C:\CTESTWIN」などのフォルダーにインストールしてください。
64.KX3のリグコントロールとCW SkimmerのCOMポートを共用して同時に動かした時に、周波数がVFO AとB交互に変動してしまう
CW SkimmerがVFO AとVFO Bを交互に読み込むために発生しているものです。リグコントロールの設定画面で「Kenwood/Elecraft/YAESU新リグ
VFO B無視」をチェックしてください。
65.MyRST欄に日本語入力可に設定したのに日本語が表示されない
「フォント」「入力枠表示フォント」で、日本語のフォントを指定してください。
66.特定のモードのみを印刷したい、ログデータを作成したい
「設定」「ログ出力モード周波数限定」で設定すると、チェックを外したモードの得点が0点となり、マルチもカウントされません。
特定のモードをどうしても消したい場合は、以下の操作をしてください。
例えば、AMモードでQSOしたデータのみを印刷またはログデータを作成したい場合は、メイン画面のQSOデータ表示の上の「Mode」をクリックしてモード順に表示させてください。
次にAM以外のデータ(SSB,FM等)の一番上のQSOデータをマウスで左クリックしてください。次に画面右側のスクロールバーを動かして、AM以外のデータ(SSB,FM等)の一番下のQSOデータをシフトーキーを押しながらマウスで左クリックしてください。ここまでの操作でAM以外の全てのQSOデータが選択状態になります。ここでマウスで右クリックするとメニューが表示されますので、「複数行編集」を選択してください。「データ消去」ボタンを押すと、選択されていたAM以外の全てのQSOデータが削除されます。
この際、くれぐれもログファイルを上書きしないよう気をつけてください。
67.メイン画面のツールバーのCW送信略語の幅を広げたい
CW設定画面のボタン幅の値を変更することで、15〜60ピクセルの範囲で変更することができます。本設定値を変更した場合は、CTESTWINを再起動してください。
68.パーシャルチェックで移動局のコールサインのスラッシュ'/'を入力した時に固定局も表示したい。/QRPを入力した時にQRPが無しも表示したい
「設定」「各種設定」の「表示」タブの「移動局入力時に固定局もパーシャルチェックに表示」をチェックすると固定局も表示します。
例えば、JA1AAA局のデータがパーシャルチェックのデータベースに有る時に、JA1AAA/と入力した時に、JA1AAAが表示されるようにできます。同様に、JA1AAA/QRPと入力した時にもJA1AAAが表示されます。
但し、CPUの処理速度が遅いPCの場合は時間がかかりますので注意してください。
69.MMTTY,MMVARIで運用していて、登録したデータが誤っていたことに後で気がついた
RTTYの設定画面で、「ログ記録」をチェックしていると、CTESTWINのフォルダーに全ての送受信記録をファイルに記録します。ファイル名はRTTY20050604.txtのようにRTTY+日付のテキストファイルです。この中から探して修復してください。
70.周波数リスト/バンドマップにて同一周波数に対して同じ局のデータが多数登録されてしまう
リグコントロールの設定画面で、「同一周波数と見なす(上書時)」の設定値が「0」Hzの場合に、そのような現象が発生します。例えば200Hzに設定すると、200Hz以内の周波数の場合には上書きされますので多数登録されることを防ぐことができます。
71.リグコントロールの設定で「周波数が一致したら自動的にCallを設定する」をチェックしたが、VFOダイヤルと異なる周波数のコールサインがCall欄に表示される
RBN等のTelnetから高速に次々とデータが入力されると、描画処理が追い付かないため、本機能は正しく動作しません。(誤ったコールサインがCall欄に表示されることがあります)
なお、「周波数リストを自動的にソートする」のチェックを外してあると、本機能は動作しません。
72.JARL電子ログファイルをインポートしたら、得点0の局が「Dupe/不正マルチ?」として取り込まれた
得点が0の場合は、不正なデータであるとしたくない場合は、「設定」「各種設定」「ファイル」タブの「JARL電子ログファイルインポート時、得点0をdupeにする」のチェックを外してください。
73.IC-756から読み取った周波数が10倍になる
セットモードのOTHERS SETにて、「CI-V with IC-731」 をOFFに設定してください。
74.Call欄にコールサインを入力してからデータを受け付けて、カーソルがMyRST欄に移動するのに時間がかかる
リグコントロールをしている場合、リグと通信を確実に行うためにwaitを入れています。リグによってはwait時間が短くても動作しますので、リグコントロールの設定画面で「読込wait」の時間を短く設定してみてください。性能の良いリグでは1msでも動作します。
75.JARL コンテストの2波種目で参加したい。CQ WW DXコンテストのMULTI-TWOに参加したい。
「設定」「各種設定」の「規約」タブで、「2波種目/MULTI-TWO」をチェックして、自分がオペレートする送信機番号(系列1(TX:0)または、系列2(TX:1))を選択してください。
系列1(TX:0)を選択すると、QSOデータを記録すると自動的に備考欄にTX:0と記入されます。同様に系列2(TX:1)を選択するとTX:1と記入されます。
JARL電子ログファイル出力を行うと、ログの1行目のタイトルのPtsの右にTXSが追加されます。ログデータには、TX:0が備考にあると、点数の右に「0」、TX:1の場合は、「1」と出力します。
JARLログ印刷は本機能をサポートしていませんので、印刷されません。
CQ WW DXコンテスト等でCabrilloファイル出力を行うと、一番右端に、TX:0の場合は、0、TX:1の場合は、1と出力します。
ログファイルは、それぞれの送信機毎に別な名前を付けて保存してください。
コンテストに参加している途中で、2波種目に参加する事に決めた場合もしくは、設定を忘れてしまった場合は、複数行編集で、「備考欄に2波種目の送信機追加」を設定してください。TX0,1を誤った場合は、再度編集指定すると自動的に新しい指定に変更します。
JARLコンテストの場合、ログは、送信系列1、2それぞれ別のPCを使って入力してください。コンテスト終了後にJARL電子ログもそれぞれ別に出力して、提出時に手動で1つにまとめてください。
DXコンテストのCabrilloの場合は、ログファイルを追加(結合)するで、1つにまとめてログを提出してください。
76.周波数リストを周波数順にソートして表示したい
「設定」「リグコントロール設定」の「周波数リストを自動的にソートする」をチェックしてください。ただし、この設定をすると1局のデータを登録するごとにソート処理が実行されますので、データが多数あると(例えばTelnetから情報を得る等)処理時間がかかります。そのため、本機能を使用せず、周波数リストは右上の「-」ボタンを押して最小化しておき、バンドマップを使用することをお勧めします。
77.バンドマップにTelnetから得た情報を表示したら、データが多すぎて下側に次々とデータが追加されてVFO周波数の局のデータが画面外になり、表示されなくなってしまう
バンドマップの画面でマウスの右クリックをするとメニューが表示されますので、「2列表示」を選択してください。それでもデータが表示しきれない場合は、バンドマップ画面の「↓」ボタンを押すと下にスクロースして、下(高い周波数)のデータを表示することができます。また、マウスのホイールを回しても「↓」「↑」ボタンを押すのと同様にスクロールします。
78.QSOデータを登録ごとにエラーが表示される
「設定」「リグコントロール設定」の「データ登録時RITクリアする」をチェックしてあると、QSOデータを登録するごとにリグに対してRITクリアコマンドを発行します。
リグがRITクリアコマンドをサポートしていない場合は、エラーコードがリグから送られてきます。ICOMの場合は、"ICOM rig Unsupported
frequency was set!!"が表示されます。
その場合は、「データ登録時RITクリアする」のチェックを外すか、もしくは「通信エラーを表示する」のチェックを外してください。
79.得点表示、グラフの画面にコンテスト名を表示したい
画面上で右クリックで表示されるメニューバーで「コンテスト名表示」を選択するとコンテスト名をタイトルバーに表示することができます。印刷やADIFファイル出力などでコンテスト名を選択しても同様な動作をします。
80.ボイスメモリ(WAV/MP3/WMAファイル再生)で、出力サウンドデバイスを指定したのに、Windowsの既定のデバイスで再生されてしまう
出力サウンドデバイスの指定は、WAVファイルのみ指定が可能です。MP3やWMAファイルを規定デバイス以外で再生したい場合は、公開されている変換ソフトを使い、WAVファイルに変換してください。
81.USBIF4CWを使用しているが、CWの電文を送出中に、パドル操作をしたら電文を停止したい。
CWの設定画面で「USBIF4CW」のボタンを押して、「CW送信中パドル操作で停止」にチェックをしてください。
82.USBIF4CW Gen.3でボイスメモリの再生を使用したい。
CWの設定画面で「USBIF4CW」のボタンを押して、「USBIF4CW Gen.3オーディオのマイク入力切替をする」にチェックをしてください。
83.日本語が横向きに表示される。
フォントに先頭が@のフォントをしていると、グラフ等で日本語が横向きに表示されます。@の付いていないフォントを指定してください。
84.YAESUの新リグ(FT-2000D等)のコントロールとHDSDRのCOMポートを共用して同時に動かした時に、周波数がVFO AとBが交互に表示されてしまう
VSPEを利用してCOMポートを共用化して、CTESTWINとHDSDRを同時に立ち上げると、HDSDRがVFO AとBを交互に読み出すため、それに反応してCTESTWINの周波数リスト表示にリグのVFOのAとBが交互に表示され、交信確定時(Enterキー)のVFO Bの周波数が記録される現象が発生します。
リグコントロールの設定画面で「Kenwood/Elecraft/YAESU新リグ VFO B無視」をチェックしてください。
85.ランニングモードで1局QSO後にCQが送出されない(MMTTY/MMVARI/CW)
「設定」「各種設定」「その他」タブの「Call欄空白時にはCQを送信」にチェックを入れると、Call欄が空白の時はCQを送出するようになります。
チェックを入れない場合は、F3キーを押すか、RTTYの場合は「入力取消」ボタンを押すとCQを送出するようになります。
86..Turbo HAMLOGでコンテストに参加して、CTESTWINにデータをインポートしたら、得点が0になり、マルチもカウントされない行がある。
HAMLOGで入力したコンテストナンバーに全角のスペースが混入していると、正しくインポートできません。HAMLOG上で消去するか、もしくは作成したCSVファイルをメモ帳等で開いて全角スペースを削除してください。
87. WAEコンテスト(CW,RTTY)でQTCを送出したい
WAE CW コンテストでは、キーボードでCtrl+Qを入力することで、QTCが可能です。詳しくはここを参照してください。
WAE RTTYコンテストでは、QTCの送受信が可能です。詳しくは、ここを参照してください。
88.日本語を入力しようとするとCTESTWINが異常終了する
Windows OSの文字入力にMS-IME以外を指定していると発生する事があります。MS-IMEを選択してください。
89.CWのランニングモードで、過去QSO済み(Dupe局)の場合には、WKD B4を送出せずに、QSOを進めたい
「設定」「各種設定」の「入力」タブで、「重複局(dupe)も記録する」のチェックをして、「重複記録時にダイアログ表示」のチェックを外すと、WKD
B4を送出せずにDupe局であっても記録してQSOを進めることができます。この場合、Dupe局は記録しても、得点は0点として計算します。
90.ICOMのリグと接続するとエラーが表示される
ICOMのリグ実機がトランシーブモードに設定されている状態で、CTESTWINのリグコントロールの設定で、「ICOM周波数取得」欄の「定期的に取得する」がチェックされていると通信エラーが発生します。
リグがトランシーブモードに設定されていると、リグに変化が生じた時(例えばVFOダイアルを回して周波数が変化した時)リグからPCに対して、周波数のデータが自動的に送られてきます。それとCTESTWIN側で定期的に読み出すデータがぶつかって通信エラーが発生します。
本現象を防ぐためには、CTESTWINのリグコントロールの設定で、「ICOM周波数取得」欄の「定期的に取得する」がチェックを外すか、もしくはICOMリグ側のトランシーブをOFFに設定してください。リグ側の設定は、機種により異なりますのでICOMリグの取扱説明書を御覧ください。
念のためにICOMリグとCTESTWINの設定の組み合わせは以下となります。
No. | CTESTWINの設定 | ICOMリグの設定 | 動作 | |
1 | 定期的に取得する:OFF | トランシーブ:ON | ◎ | 一番安定して動作します。応答も速く、この設定を推奨します。 |
2 | 定期的に取得する:ON | トランシーブ:OFF | ○ | 動作します。 |
3 | 定期的に取得する:ON | トランシーブ:ON | ? | 上述のようにデータが衝突するので通信エラーになります。 |
4 | 定期的に取得する:OFF | トランシーブ:OFF | ? | 通信ができないので、正常に動作しません。 |
91.CWのランニングモードで相手のコールサインを途中まで入力した段階でEnterキーを押して、その後コールサインの後ろの文字を入力するとコールサインのCW送信に間があく
この操作をすると、Enterキーを押した段階で、一旦dupe checkを行い、文字を追加した時点で再度dupe checkを行うので、処理に時間がかかります。
「設定」「各種設定」の「その他」タブで、「送信中にCall追加した時周波数リスト更新しない(高速化)」のチェックが外れていると、リグから2回周波数を読み込みますので、このチェックをしておくと高速化されます。また、パーシャルチェックのデータが多いと、追加された文字で検索処理が動きますので、パーシャルチェックデータを工夫して小さくしてください。国内コンテストの場合は、パーシャルチェックの画面の右クリックで「JAのみ」を選択すると、DXのデータが削除されますので高速化されます。(メモリに読み込まれたデータから削除するだけでパーシャルチェックのファイルデータの削除はしません)
上記の設定でも、解決できない場合は、処理が速いPCを使用してください。
92.MMTTYのFSKで送信すると、送信電文の最初に余計な文字が表示されることがある
原因は、送信に切り替わる寸前にサウンド回路から入力されたノイズによる不正な文字が送信開始後にMMTTYエンジンが検出するために、送信文字表示欄に表示されてしまうものです。そのため、余計な文字は表示されるだけであり実際には送信されませんのでご安心ください。本現象は、MMTTYエンジンが原因のため防ぐことができませんが、MMTTYエンジンの「オプション」「設定画面」の「その他」タブの「送信ポート欄」で、「COM-TxD(FSK)」を選択すると表示されなくなります。(この選択をすると送信時にPCのサウンド回路からFSKの音が出なくなります)
93.DX peditionのCW運用で、自分コールサインを毎回送出せずに、複数回に1回送出したい
CWの制御情報$a、$bを使用すると実現できます。詳しくは、CWの制御情報の説明を御覧ください。
94.FT-857とUSBIF4CW Gen.3を使って、USBIF4CWのパドルを操作すると、キャリア送信した状態になる
FT-857は、裏面のアクセサリコネクタのPTT信号をONすると、キャリア送信する仕様になっているようです。
CWの設定画面で、PTTを使用しないように設定して、FT-857のブレークイン機能で送受信を切り替えてください。
どうしてもCWでPTT信号を使用する場合は、FT-857の前面のマイクコネクタのPTT信号を使用してください。
95.RTTYの受信データのコールサインが消える
受信データを解析してコールサインであると認識した場合、色付けをする機能があります。もしも画面の背景色とコールサインの色付けの指定が同じである場合は受信データがコールサインと認識した時に消えます。(正確には消えるのではなく、背景色と文字色が同じだと見えなくなる) その場合は、指定色を変更するか、設定画面の「受信データに色付け」のチェックを外してください。
96.CTESTWINでサポートされていないモードの印刷をしたい
まず、QSOデータを使用していないモード(例えばATV)に編集します。JARLログ印刷ダイアログの「モード表記を変更する」にチェックを入れてください。その下に表示されているコンボボックス(初期値は「指定無し」と表示されている)からモード(例えばATV)を選んで、その右に印刷したいモードの文字を入力してください。
97.ファンクションキー(F4〜F12)でCW送信ができなくなってしまった
ファンクションキーのCW送信は、CTESTWINのモード設定がCWの時しか動作しません。モードをCWに切り替えてください。
98.CTESTWINを新規インストールしたら、今まで表示されていたWARCバンドや2400MHz以上の選択、デジタルモードの選択が表示されなくなった
メニューの「設定」「周波数モード ボタン設定」で、表示されるダイアログで、選択したいバンド、モードにチェックを入れてください。
99.001形式のコンテストで、UrRST/MyRST欄のナンバーをマイナス1/プラス1したい
メイン画面のツールバーのをクリックするか、キーボートで「Ctrl」と「1」を同時押しするとマイナス1されます。
キーボートで「Altl」と「1」を同時押しするとプラス1されます。
相手局から送られてきたMyRST欄のナンバーをプラス1するのは、「Alt」と「;」同時押しします。マイナス1するのは、「Alt」と「:」同時押しします。
本機能は、001形式のコンテストが選択されたときのみ有効です。
選択したコンテスト種がマルチチェックなしもしくはユーザ定義コンテストの場合、MyRST欄のナンバーを変更するかどうかは、「設定」の「001形式コンテスト」のチェックに従います。
001形式の数字と固定記号が混在したコンテストの場合や、相手局により001形式の数字だったり固定記号を送ってきたりするコンテストでは正しく動作しないことがあります。
100.QSOデータを登録した直後に相手がコールサインを訂正してきた時の対処方法
キーボートで「Ctrl」と「?」を同時押しするとメイン画面に表示されている一番下(最新)のデータを登録から消して、メイン画面のCall,MyRST,UrRSTに戻しますのでコールサインを訂正して、登録することができます。
Call,MyRST,UrRSTに戻した状態で何もせずに、再度「Ctrl」+「?」キーを押すと登録に戻します。この機能は、設定画面でTAB、\,Home,無変換キーにも割当可能です。
101.JARL主催コンテストにSWLとして参加したい
ロギング時にはUrRST欄に受信局の相手局を入力してください。JARL提出用に電子ログを作成する場合は、設定画面の「SWLログ(UrRSTを相手局に)」にチェックを入れてください。
102.CQの送出が終了した時点で自動的にCall欄にフォーカスを移したい
CQに対して応答がほとんどなくなり、インターネットの閲覧をしながらCQを出すような場合に、CQの送出終了時にフォーカスを他のアプリからCTESTWINのCall欄に移動することができます。
「設定」「各種設定」の「その他」タブで、「CQ送信完了時にFocusを他のAPからCTESTWINへ移す」にチェックを入れてください。CWのCQ及びPhoneのボイスメモリのCQ再生どちらでも動作します。
103.キーボードからPTTのON/OFF制御をしたい
CWでの運用では、メッセージ送出時に自動でPTTをONしますが、Phoneでの運用時にはキーボードから手動でPTT制御をすることができます。(シリアル、USBIF4CW,WinKeyerのいずれも動作します)
CWの設定画面の右下にあるPTT ONキー割当欄で、Ctrl+X, Home, \, 無変換,変換キーに割当が可能です。Home, \, 無変換,変換は他の機能にも割当ができますので、既に使用されている場合はグレー表示になり使用できません。
PTT制御は、キーを押すとONになり、再度押すとOFFになるトグル動作です。ただし、無変換と変換のみは「連続押し」をチェックすることでキーを押している間PTTがONになり、キーを離すとOFFになります。
なお、Windowsの標準設定でキーはリピート動作(キーを押し続けると、何度もキーを繰り返し押したことと同じ動作をする)するになっているため、「連続押し」をチェックしないでキーを押し続けるとPTTのON/OFFが繰り返されるので注意してください。
104.取消しキー(F3)が押しにくい
取消し機能は、TAB、\,Home,無変換,変換キーにも割当が可能です。
「設定」-「各種設定」の「取消/Spaceキー」タブで設定してください。
無変換キーは、デフォールトでRTTYのランニングモードに割当られているので、無変換を取消し機能に使用する場合はRTTYの設定画面で「無変換でrun」のチェックを外してください。
105.CTESTWINホームページにパーシャルチェックデータを登録したのに表示されない
登録いただいたパーシャルチェックデータは、新しいバージョンをリリースする数日前に取り込みます。そのため登録されたタイミングによりリリース版に入らないことがあります。
パーシャルチェックデータは、ctestwin.pckという名称のファイルです。これは単なるASCII文字ファイルのため、メモ帳で開くことができますので、ご確認お願いします。
過去に使われていたパーシャルチェックデータにこのデータを追加するためには、メニューの「ファイル出力」「CTESIWIN付属のパーシャルチェックデータ追加」を選択してください。
既にパーシャルチェックデータがある場合は追加されますが、ファイルに保存されませんので、保存したい場合は「ファイル出力」「現パーシャルチェックデータをファイル出力」を実行して、登録されていない別なファイル名を指定してください。
106.CTESTWINホームページでグリッドロケータを登録したのに表示されない
登録いただいたグリッドロケータデータは、新しいバージョンをリリースする数日前に取り込みます。そのため登録されたタイミングによりリリース版に入らないことがあります。
グリッドロケータデータは、ctestw.glという名称のファイルです。これは単なるASCII文字ファイルのため、メモ帳で開くことができますので、ご確認お願いします。
CTESTWINを初めてインストールする場合は、ctestw.glをctestwMy.glにコピーして動作します。CTESTWINを起動した時に既にctestwMy.glがある場合は、上書きコピーをしません。
そのため、リリースされた新しいグリードロケータデータを追加するには、メニューの「ファイル出力」「Grid Locatorファイル作成」「CTESTWIN付属のGLデータを追加するGLファイルを追加」を選択してください。
107.CWでF6キーを押した時に、相手のコールサイン送出後カーソルがMyRST欄に自動的に移動しない
CW設定画面にて、「CW UR Auto mode」をチェックしてください。
108.インポートしたデータの得点が正しくない、マルチが正しくカウントされない
CTESTWINでは、コンテストナンバーを入力するときにチェックをして不正なコンテストナンバーの入力を防いでいます。他のロギングソフト作成したデータに不正なコンテストナンバーがあると正しくマルチや得点がカウントされないことがあります。ログを提出前によく確認して手動で修正してください。
109. CWのモニタ音がCTESTWIN起動後の最初だけ切れる
PCのスピーカにCWモニタ音を鳴らすのは、"CW_TONE.WAV"というファイルを再生して実現していますが、CTESTWIN起動後の初回のみWindows
OSのキャッシュにファイルを読み込んだデータが入っていないため音が切れる現象が発生します。PCのスピーカに流れる音が切れるだけで、実際にリグをキーイングする信号は切れませんので、現状のままご利用ください。
110.DirectSoundの初期化に失敗というメッセージがCTESTWIN起動時に表示される
PCのスピーカからCWのモニタ音を出すためにWindowsのDirectSoundを使用していますが、何らかの原因でWindowsのDirectSoundが正常に動作していない時にこのメッセージが表示されます。CWの設定画面の「BeepにDirectSound使用」のチェックを外せばメッセージは出なくなります。
なお、CWのモニタ音をPCのスピーカから出力するために使っているだけですので、他のCTESTWINの機能の動作には影響しません。
111.CTESTWINの自動計算による得点が手動計算と合わない
CTESTWINの1局QSOごとの点数と取得マルチは、海外コンテストであってもメニューの「ファイル出力」「JARL電子ログ出力」で作ったファイルで知ることができます。また、同様にメニューの「ファイル」「印刷」の「JARLログ印刷」「バンド別ログ印刷」で印刷することができます。これと手動計算を見比べて規約と違っていないか調べてください。
なお、マルチが全バンドを通してカウントするコンテスト(例えばWPXコンテスト)では、JARLログ出力/印刷が正常に動作しません。その場合は、1局ごとの点数をJARLログ出力/印刷で確認し、マルチについてはCTESTWINの画面に表示されるマルチと見比べてください。
112.バンドが異なるQSOがdupeになってしまう
「設定」「各種設定」の「規約」タブにて、「バンド・モードに関わらず1回のみQSO可能」のチェックを外してください。なお、この設定は、マルチチェックなし及びユーザ定義コンテストでのみ動作する機能です。
113.各種設定値(iniファイル)を複数用意して切替えて使いたい
CTESTWIN起動時に、下図(左)のような画面を表示して、最大4つのiniファイル(設定値が記録されているファイル)から1つを選択して立ち上げることができます。例えば、複数台のリグを所有している場合に、CTESTWIN起動時に使用しているリグの設定値を読み込むことに使えます。
起動時の選択用のiniファイルは、メニューの「その他」「現在の設定値(iniファイル)を保存」「iniファイル起動選択用」の「名前を付けて保存」でファイル名を入力するとその時点の設定値が保存されます。
「設定」「各種設定」の「その他」タブで、「CTESTWINを複数起動許可する(再起動必要)」のチェックを外して、「CTESTWIN起動時に初期値(iniファイル)を選択する」のチェックを入れて、その下の「ログ保存時にiniファイルをログ名で自動生成する
(同時開催複数コンテスト参加用)」のチェックを外してください。
その設定でCTESTWINを再起動するとiniファイルの選択画面が表示されます。
同時に開催されている複数コンテストに参加する場合は、「ログ保存時にiniファイルをログ名で自動生成する (同時開催複数コンテスト参加用)」のチェックを入れておくと、ログの名称と同じ名称で拡張子がiniのファイルが自動生成されますので便利です。
なお、ctestwin.ini以外のiniファイルを選択して起動しているときは、「名前を付けて保存」はできません。その場合は、一旦CTESTWINを再起動して、標準設定で起動(ctestwin.ini)をクリックしてください。
114.WSJT-Xから送られてきたデータが正しく得点表示されない
CTESTWINのメイン画面上の選択バンドと異なったバンドのデータをWSJT-Xからインポートした場合は、マルチが正しく認識されず正しい得点が表示されません。
その場合は、CTESTWINのメイン画面の局数表示をマウスでクリックしてください。これは、表示上の問題で、ログ作成は正しく動作します。
なお、UDPで取り込んだ場合は、自動的にメイン画面上の選択バンドが変更されるので上述の問題は生じません。
115.JARL電子ログ画面にてシルバー種目/ジュニア種目の年齢が入力できない、ニューカマー種目の免許年月日が入力できない。
シルバー種目、ジュニア種目の年齢及びニューカマー種目の免許年月日は、R2.1以上のフォーマットでサポートされていますので、メニューからR2.1を選択してください。
シルバー種目の方もしくはジュニア種目の方は、参加部門種目コードにCS、XS、SOSVまたはSOJRを入力すると年齢が入力できるようになります。
同様にニューカマー種目の方は、参加部門種目コードにPNを入力すると免許年月日が入力できるようになります。
116.CWモードでアンテナチューナの調整をしたいためキーダウンしたい
CWの設定画面の中央付近にある「Tune」と書かれた囲みの下にある秒数を設定して「ON」ボタンを押すと、設定された秒数の間、キーダウンしますので、アンテナチューナの調整などに使用できます。もしも途中で停めたい時は「OFF」ボタンを押してください。
117.ICOMリグで、CTESTWINからモードを指定するとフィルターの選択が変わってしまう
フィルターは、リグコントロールの設定画面の「ICOM Filter」欄で指定することができます。
リグによっては、「指定無」を選択した時には、リグのデフォールトのフィルターに切り替わってしまいます。(例えば、リグ側で250Hzのフィルターを選択しているのに、CTESTWINからCWに設定すると500Hzのフィルターに切り替わってしまうという現象になります)
CTESTWINは、コマンド06を使用してモードの設定をしていますので、詳細についてはご使用のリグの取説のCI-Vインターフェイスの、モード設定コマンド06の仕様を確認してください。
「指定無」を選択した時は、フィルター指定のデータを送りません。FIL0選択時は、00,FIL1選択時は01,‥‥FIL3選択時は、03を送ります。
FIL0は、取説には記載されていませんが、ユーザが設定したフィルタ選択を維持するようです。(リグにより動きが異なると思われます)
取説を確認するのが面倒な方は、FIL0からFIL3のいずれかを選択して試してみてください。
118.WARCバンドが周波数選択画面に表示されない
CTESTWINの初期状態では、WARCバンドは表示しません。メニューの「設定」「周波数モードボタン設定」を選択して表示されるダイアログで、必要なWARCバンドにチェックを入れてください。
119.S&PでEnterモードを使用しているが、フォーカス位置がCall欄かMyRST欄なのかがわかりにくい
フォーカス位置を色付けすることができます。メニューの「フォント」「文字色設定」で表示されるダイアログで、Window背景色の枠内のFocus色指定にチェックを入れて、Focus背景ボタンを押して色を指定してください。
120.Telnetから入力されたデータをBandmap上でクリックしてもリグの周波数が変化しない
リグコントロール設定画面の「Ctrl+F9の周波数設定」ボタンを押して表示されるダイアログで、各バンド、モードごとにリグを選択してください。ダイアログのリグ枠にあるラジオボタンRIG1を選択してHF+6mに設定ボタンを押すと、1.9〜50MHzはRIG1に設定されます。下のリストボックスの各行をクリックするとバンド、モードごとにRIG1かRIG2かを選択できます。
121.ランニングモードでCQを送出した周波数を記憶しておきたい
2つの方法があります。
(1)Bandmap上の右クリックで表示されるメニューで、「My Freq登録」を選択すると、Bandmap上に「My Freq」と表示されます。複数登録ができます。
(2)リグコントロール設定画面の「runnning modeのCQ周波数を記録する」のチェックを入れてください。それと、CW設定画面の「run
modeをリグ切替時、周波数変更時OFF」のチェックも入れてください。
この設定状態で、ランニングモードでCQを送出すると、Bandmap上に「CQ Freq」と表示されます。この状態で、リグのVFOダイアルを廻して、周波数が変更されると自動的にランニングモードが解除されます。再びVFOダイヤルを廻して、周波数をCQ
Freqに戻すとランニングモードに自動的に切り替わります。CQ Freqを削除したい場合は、Bandmap上の右クリックで表示されるメニューで、「CQ
Freqを削除」を実行してください。S&Pを行っているときにTelnetでこの周波数に一致するデータがくると上書きされてCQ Freqは削除されます。ランニング中に、この周波数に一致するデータがきても無視して、CQ
Freqを維持します。
122.リグ内蔵ボイスメッセージ再生を使用して、CQ繰り返しを実行すると、繰り返し設定時間通りにならない
「設定」「各種設定」の「タイマー」タブのCQ繰返し欄の「リグVoice再生 CQ時間」に実際にリグに録音した時間を測定して、入力してください。CTESTWINからはCQ再生が完了したことが分からないため、手動での設定が必要です。
123.CWのランニングモードで相手のコールサイン+UrRSTを送った後に、コールサインが誤っていたため相手が再送してきた時の対応方法
CWの設定画面で、「run modeにてCall訂正でF6送出」のチェックを入れてください。このチェックがされているとフォーカスがCall欄にあるとコールサイン+UrRSTを再送しますので訂正したコールサインを送ることができます。
124.ログ印刷の主催者をJARL以外に変更したい
サマリーシート設定画面の「タイトル、宣誓文変更」のボタンを押して表示されるダイアログで「主催者」がJARLになっていますので変更してください。変更すると自動的にタイトルと宣誓文が変更されます。宣誓文がはみ出る場合は、1行目の文字を2行目に手動で移動してください。この設定はiniファイルに記憶しませんのでCTESTWINを再起動するとJARLに戻ります。
125.CWの速度を即座に好みの値に設定したい
まず、即座に変更したい速度を、CWの設定画面の下図の部分に設定してください。
メイン画面のモード表示がCWの時に、そのCWをマウスの右クリックするとCWの速度がこの設定値に変わります。また、「run mode切替時設定」にチェックが入っていると、Ctrl+Rキーでrunning
modeに切り替えた時に、この速度に切り替わります。
126.リグコントロールを行っていて、リグのVFOダイヤルを回した時にBandmapへの表示が遅い事がある
まず、Bandmapを使用している時は、周波数リストは必要ないので、周波数リストの右上の「-」ボタンを押して、最小化(タスクトレーにアイコン化)をしてください。そうすることにより周波数リストのデータ更新処理を行いませんので高速化できます。
「Newマルチ局を確認してBandmapへ表示」がチェックされているとデータを入手ごとにマルチチェックをしますので、必要ない場合はチェックを外してください。
大量のデータがあると遅くなりますので、telnetからデータを取得する場合は、Telnetサーバーのフィルタリング機能を使って必要なデータのみに限定してください。また、CTESTWIN側でもTelnet画面の「制限」ボタンを押して、必要なバンド、モードに限定してください。
Bandmapに表示されているデータは、約2分おきに、「Bandmapデータ消去時間」に設定した時間を経過したかを全データに対してチェックしています。その間は処理速度が低下します。これは防ぐことができません。
127.Telnetの画面をクリックしたりBandmapに表示されたコールサインをクリックするとCWの速度が変わってしまう
Telnetの設定で、以下の「備考のCW速度に合わせる」にチェックが入っていると、Telnetから取得したデータの備考にPWM値に速度を自動的に変更します。
速度を自動変更したく無い場合は、このチェックを外してください。なお、自分であらかじめ設定した速度に即座に切り替えたい時はFAQ125を参照ください。
128.ランニングモードでF3キーを押してCall欄を削除したあと、相手のコールを入力してEnterを押したらCQが送出されてしまう
F3キーを押すとランニングの初期状態に戻るため、CQが送出されます。F3キーを押したあとでもコールが入力された状態でコール+ナンバーを送りたい場合は、「設定」「各種設定」の「その他」タブの「Call欄空白時にはCQを送信」にチェックを入れてください。
129.コンテストに紐づいたbandmapファイルを開くことができませんでしたが表示される
コンテストに紐づいたバンドマップの表示周波数範囲を記憶したファイル(拡張子bmf)が見つからない時に表示されるエラーです。バンドマップの画面上の右クリックメニュー「バンド周波数範囲設定」「バンド周波数編集・保存」で表示される画面で、「名前を付けて保存」を再度行ってください。
なお、ファイル名はスペースを入れない名称にしてください。スペースがあると表題のエラーになります。
130.バンドマップのY軸(周波数)の上下を逆に表示したい
バンドマップの画面上でマウスを右クリックのメニューで「座標を上下反転する」を実行すると、周波数軸の上下を反転することができます。
131.スプリット運用していて、受信周波数を変化させたらランニングモードが解除されてしまう
CW設定画面の「run modeをリグ切替時、周波数変更時OFF」のチェックを外すとスプリットで受信周波数を変更してもランニングモードが解除されなくなります。
132.バンドマップのコールサイン間のピッチが狭すぎる、広すぎる
バンドマップの右端の下の方にスピンコントロールの△をクリックすると、ピッチが広くなり、をクリックするとピッチが狭くなりますので見易いように調整してください。
133.PC画面の縦方向のドットサイズが小さいためにCW設定画面の下の方が設定できない、OKボタンを押すことができない
CWの設定画面の上側部分を下にドラッグすると、画面の右側に垂直スクロールが表示されますので、スクロールして設定してください。
もしもスクロールしても下部分が表示されない場合は、CW設定画面のF14の電文を記入する欄の右側にあるVScrollの値を大きくすると、下にスクロールできるようになります。