聾<ロウ>・耳鳴

ここでいう聾は鼓膜の損傷や聴覚神経損傷による難聴は含まない。
耳鳴は、耳内に蝉のような、潮のような、鐘のような音を感じることである。耳聾は、聴覚が減退し、甚だしい場合は消失する。耳鳴は耳聾を伴うことがあり、耳聾もまた耳鳴が悪化して起こることがある。
耳鳴、耳聾は現代医学では多くの疾患に見られるが、耳科では外耳の病変や鼓膜の病変や中耳の病変、内科では急性伝染病や中枢性の病変や薬物中毒、貧血、高血圧、メニエル病などがある。
耳鳴、耳聾の病因病機は腎虚が本であり、風、火、痰、淤が標である。

1.病因病機

2.耳鳴、耳聾では暴久、虚実、標本緩急を区別することが大切である。


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