潜り日記(2009年8月)
日付 | 日 記 | ||||||||||||||||||||||||||||
8/5 |
久しぶりの更新となります。ここのところの異常気象で梅雨もまだ明けず。土砂が流れ込み、海は濁っているとか。抜けるような青い海を満喫したいところですが、さてどうでしょうか。 (一本目) 八月、「夏の魚影は薄いもの。」というイメージがあり、あまり期待せずエントリー。しかし、すぐに迎えてくれたのが小魚の群れ。カンパチの幼魚までもが磯の周りに湧いている。 そしてその小魚の群れに突っ込むヤズの群れ。パックマンのようにバクッ、バクッと小魚を食べていく。不思議なのは食べられようとする小魚があまり逃げないということ。水面からでもエラがキラッと光るので捕食の様子が見ることが出来る。 八月だが秋のような海だ。透明度もまずまず。今日はボウズじゃないでしょう!! とりあえずアコウを探してみるか。 まだ海草は生い茂っており、ワカメと同化しているアコウを見過ごしてしまうかもしれない。海底にへばり付いてじっくりと周囲を見渡す。 すると、、、( ・∀・)!オッ!! 海草と一緒に揺らめくアコウを発見!! 見付けてしまえば楽勝だ、発射。どこにも刺さらず、開いたエラ蓋から入ってポカンと開けた口を抜けやがった。刺さなくてもアコウは捕れるんだよ(笑) 海況が良かったのはこの辺まで。昼から波が高くなるという予想の通り、次第に波が高くなる。浅い場所ではウネリで体を持っていかれそうになるので難しいですの〜。二匹目のアコウを海草の中から見付け確保。 ウネリで海草が右に左に揺れるなか、なかり頑張ったつもりだったが、次のアコウは見付けられず。約束の時間がきたのでエキジット。 (二本目) 白波が見えるような海になってきた。潮の流れも出だし、浅い場所ではほぼホバリング状態。早めに事を済ませて撤収した方がよさそうだ。 潮当たりの良い沈み磯の周りには小魚が群れ、それを捕食に青物がやってくる。ヤズサイズの群れに紛れて60くらいのヒラマサがチラホラと。この魚影ならば今日の青物は楽勝でしょう!!と思っていたのだが、、、う〜ん、なかなか捕れない。 結局、水面まで寄って来た一匹と、自分を中心に回る群れの中から一匹と。まあ、誰でも捕れるシチュエーションで何とか捕れたという感じです(涙) アコウ二匹にヒラマサ二匹だから、まあ久しぶりな訳だし〜、今日はオーケーでしょう。しかし、八月なのに今日は秋みたいな海だったな。そしてこの時、ふと思った。水温が低いということはイシダイの味も悪くはないんじゃないの?一匹捕ってみるか。 イシダイを探すも50オーバーは見当たらない。45くらいの奴はけっこう寄ってくるのだが。 ある隆起した磯で海底に向けて潜行したとき、メジナやスズメダイが一斉に海底の一点に向けて泳ぎだした。そこには穴があり、大量な魚が入っていく様子を見ていると、穴は奥に抜けているようだ。これだけ大量に魚が入り込んだのだから、中に居る魚もビックリして逃げているだろう。期待せずに穴を覗くと、、、 何か居る。コブか? じ〜っと覗いていると新庄のような白い歯が暗い穴の奥から近寄ってくる。イシダイさんですね〜。かなり好奇心の強い奴で銛先向けて猛突進。銛先に当たりそうになったので腕を引き距離を保つ。かなり近寄ってきたね。穴の中で暴れまわるコヤツを無理やり引きずり出し確保。 シュウさんは体調が悪いらしく深みには行けず。しかし、最後の最後でイシダイ捕ってました。 終わってみれば三種の魚で満足度高し。やはり海はいいですね〜。 三種類の刺身を食卓に乗せれる事は滅多にない。次はメバルでも確実に捕ってみようかな〜。
|
||||||||||||||||||||||||||||
8/11 |
濁ってます〜。銛の先が見えない時があります〜。 魚からも見えないのか、銛先にぶつかって逃げていくコロダイが居たり、とにかく激濁りです〜。 新魚種か?と突いた魚はヒゲダイでした。 まあ、ボウズではないということで・・・。
|
||||||||||||||||||||||||||||
8/29 |
何やら透明度がもの凄く良いとのことで、魚よりも、気持ちよく抜ける様な海で潜りたいという欲求を満たしにやってきました。 夜明けから入って、一本で撤収しようかな。 実際に海に入ってみると、、、期待していた程の透明度ではないが良く見える方だ。日が昇りきっていないせいか海の中は薄暗い。 アコウが大量に居るとの情報があったので、「まあ楽勝で捕れるでしょう。」と余裕ぶっこいて沖へ。 しかし、いざアコウを探してみるとまったく居ない。実績のある穴、岩、全てを見て回ったが一匹も見当たらない。これはマズい。これは深く潜って探すしかないぞ。 この日はボンデンを持って入っていた。ラインは15m程伸ばしていたので、15m潜ればテンションがかかるようになっている。しかし、ラングスクイーズに悩まされている俺は、毎回、痰に血が混じる。12m位まで来ると喉と胸がムカムカと気持ちが悪くなる。 しかし、日頃のストレッチのお陰か、今日はスムーズに潜れる。調子良いかも〜! 後は精神論か。深場にくると色々と考えて不安になってしまう。 しかし、今日は日頃の職場でのストレスで投げやりになってきた。 「どうせ俺の人生なんてよ。」ヽ(  ̄д ̄;)ノ ビュ〜ン!ボンデンラインがテンション!! 「どうせ俺が帰らなくても誰も悲しまね〜よ。」ヽ(  ̄д ̄;)ノ ビュ〜ン!ラインテンション!! ガンガン潜れるぞ!そうか、投げやりになれば深く潜れるんだ!!(無責任) ボンデンを引っ張って下へ下へ。 水深計は20m。まだ行けそうだったけど、今日はこの辺で止めておこう。 潜行時は投げやりだけど、浮上時は海を体いっぱいで感じて気分最高。 「横隔膜は硬いが、チ○コも硬い。」を売りにしていたが、硬いのはあっちの方だけで(笑) 精神論なんだな〜。素潜りって。 後で聞いた話だけど、この日はアコウがシコタマ居たらしい。同じポイントで大量にアコウを捕った突き師が居たそうだ。俺って何?投げやりになって坊主(涙) この水深を維持出来るように卑屈な生活を送りますよ(笑)
|