潜り日記(2008年10月)


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日付 日       記
10/2
ジュゴンさん
(釣り)
はしけん nori

台風の動向を伺っていたが、思ったより南を通るようだ。予報では波が高いとなっているが潜れるでしょう。各天気予報サイトは気象庁の発表を待っているらしく、16時の気象庁の発表まで波2m以上を予想。気象庁が16時に波なしを発表すると、各サイトも波なしを発表した。要するに気象庁だけ見とけばいいんだな。急いで休みを申請し、海へ。


(一本目)
近くでジュゴンさんがヒラマサを釣っているそうで、後から様子を見にくると言っていた。さてヒラマサは群れているだろうか?

前回、前々回と、ここのポイントでは流れにやられてまともに潜れていない。恐る恐る沖に出るとnoriさんがガンガンと沖に出て行く。ん〜、流されているみたいね〜(笑)。でも帰ってこれるくらいの流れだね。
しかし、透明度は悪い。そしてウネリが入り浅い場所では寄せ難い。魚影はというと、イシダイは少なく、全体的に見ても薄い感じ。何度も空潜りして青物を待ってみるが遭遇せず。アコウが居そうな場所をくまなく探すが発見できず。
これくらいの海況ならばイシダイ、アコウは捕らなければならないのだが・・・。情けない。手ぶらでエキジット。

浜に上がるとジュゴンさんとnoriさんが既に合流して話をしていた。ジュゴンさんはタックルのテストをしていたらしく、魚は二の次だったらしい。釣りに潜りにやりますの〜!軽く情報交換をしてジュゴンさんは仕事へ。うちらは二本目へ。久々にボウズで二本目を迎えるのでプレッシャーがかかります。


(二本目)
一本目で集中力を欠いた潜りをしてしまったので、ここは心機一転、昼寝をしてから海に入る事にした。ポイント移動の途中、車を止め仮眠。たった20分くらいの睡眠だったがスッキリした。確実に魚を捕って帰らなければ。

ポイントに到着し海を見ると、、、何やら嫌な予感。波が高くなり、そして流れがありそうな・・・。海に入ってみると、やはり流れあり!!しかも強烈!!今までに経験した流れの中で一番の流れだ。潮上にまったく上れない。こんな時はどうする?メバルでも何でも確実に捕って帰るしかね〜な。全力フィンキックでホバーリングしながら息を整え、そして海底へ。海底付近は少しだけ流れが緩くなる。緩い流れに流されながら魚を探す。二時間、フルに潜りまくって何とかイシダイを三匹確保〜。一匹は50オーバーだから良しとしよう。


何とかボウズは免れたが、パリッとしない突行だった。二本目は集中力を切らさずに潜れたので満足だが、一本目がいかん。あれくらいの海況ならば確実に捕ってこなければ一人前にはなれんぞ。課題の残る突行だったの〜。
と、偉そうな事を言っているが、数年前から考えると凄い進歩だよな〜。noriさんは漁獲を見て驚いていたよ。そして最近、コンスタント性が増したようだぞ。考え方が変わったからなのかね〜?最近は、出来る事をする。魚影が薄ければメバルでも捕って帰る。その中で、大物に出会えればラッキーって感じ。家族に魚を食べさせられれば満足よ〜。



獲物 イシダイ x 3(56cm 40cm台が二匹)
天気 晴れ
1.5m
視程 4〜8m
水温 24℃
最大水深 15.3m(24.0℃)
時間 9:00/15:00
場所 1 流れ速い突端P
2 裏PN
10/18
シュウさん コブ本さん ジュゴンさん
はしけん

最近、濁りと激流の中でしか潜ってないね〜。楽に魚は捕れないってことなんだろうけど。今日もテーマはコンスタント性です。人が捕れない時こそ一匹です。


(一本目)
回遊魚来ないかな〜。
季節的には最高の時期です。でも期待とは裏腹に魚影薄です。イシダイも少ないです。この日はなんとなく体調が悪く、水圧がかかるとウ○コ出そうになります。自然と一体となるには大放出するべきですが、色々と面倒なんで(笑)。厳しい状況ですが捕らなければならないでしょう!
水温は24度と前回と同じなのだが、寒気がして震えがきた。ブルブル震えて寄せれません。寄せが出来ないなら動き回るしかない。寒さを我慢して穴を覗きまくる。
カサゴが妙に美味そうに見えたので確保。煮付けにして焼酎で(笑)。その後、チビアコウが下から見上げていたので確保。こいつも煮つけで(笑)。今日は小魚ばっかりかの〜、と思っていると、、、 (・∀・)!

アコウ発見〜。サイズは50あるかないか。

ヤスを向けると何故かチョッキが外れている。このまま撃って串刺しで上がるかとも考えたが確実でないので一旦浮上。チョッキを装着し同じ場所へ潜ると、、、居ない。しばらく周辺を探すと、、、居ました。ワカメと同化してました。横向くまで待ってから発射。ふ〜、これでボウズじゃないの〜。
結局、回遊魚は一匹も見ず。


(二本目)
釣りをしていたジュゴンさんが合流。足を怪我したらしくリハビリ潜りらしい。
ここでは濁りあり。でも流れはきつくない。イシダイを狙っていこうと思ったが、どうも数が少ない。小魚とイサキの群れは常に泳いでいるのだが、肝心の青物が現れない。グレも大量に群れておりカーテンの様に視界を遮る。
水面を移動していると見たことのない生物を発見。長さ1.5mくらい。タコ?ユックリと泳いでいる。ヤス先でつついてみると、マントの様な物が取れた。なんじゃ?気味悪いな。捕って食えるかもしれないが、正体が分からないので放置。
濁りの中、水面から魚は見えないし、穴の位置も分からない。何度も空潜りし穴を覗く。でも居るのはメジナばかり。そしてやはり体調が悪いのか、具合が悪くなってきた。でも何とか一匹捕りたい。そして何とか一匹イシダイを発見し確保。サイズは40台だけど捕れただけでもいいでしょう。

ジュゴンさんはやはり足が痛く、一時間程でエキジット。コブ本さんは海の厳しさを味わったのかボウズ。シュウさんは良いサイズのアコウとイシガキ。後半は流れも出だし波も出だした。ま〜、こんな日もあるでしょう。
と、言いながら、自己最高のアコウです!!プックリと太っていて美味そうです。しかし、、、帰りの道中、コブ本さんが、「今日、うちで同僚が集まって飲み会するんですよね。」と。でもコブ本さんは今日はボウズ。はいはい、分かりましたよ。アコウあげますよ!!自己最高アコウをプレゼント。みんなで海の恵みに感謝しましょう!!



獲物 アコウ 49cm
イシダイ
チビアコウ
カサゴ
天気 晴れ
1m以下
視程 8m
水温 24℃
最大水深 13.5m(24.0℃)
時間 9:00/14:30
場所 1 コブリンが体力にまかせて泳ぎまくったP
2 未知との遭遇P
10/31
はしけん

魚影が濃い季節です。海に行きたくてたまらない季節です。そして、ここ二回ほど満足のいかない潜りをしております。魚を持って帰れなかったせいだけど(笑)。ここいら辺で一発良い魚にめぐり会いたいところです。
木曜の仕事の帰り際になり、急に金曜の休みが決定。金曜にイキナリ誘っても行ける人なんて居ない。たまには一人でマッタリと潜るかの〜。朝も時間を決めずに目覚めた時間に出発。

この日の予報は昼から波が高くなるとの事。ウネリが少しあるが、ま〜、穏やかな感じです。水温は少し下がって22度。青物の期待が膨らみます。
このポイントは長い距離泳ぐので、寒くなっても嫌だし、ロクハンを着て、そしてマッタリモードでレコードを履いて潜る事にした。しかし、この組み合わせがミスマッチ。ロクハンの浮力のせいで全然進みません。当初、二時間で上がるつもりでいたのだが、三時間くらい頑張ってみるかと心変わり。亀のようなスピードで沖へ。

浅い海域を抜けた時、青物の影。今日の魚影は濃いいかも〜!!さらに進むと真下をヒラマサが三匹通過。中層で待っていると帰ってきた。あっけなく一匹確保。今日は青物フィーバーか!?期待できるぞ〜。

しかし、、、

この後、群れにも遭遇するのだが、50弱ばかり。そう甘くはないですわい。

ヒラマサを捕ったので変なプレッシャーもなく、そして今日は気ままな単独突行。我先にって事もなく、てれんこ潜りながら時間を気にせず先へ進む。海底をキョロキョロしながらアコウを探していると、、、 ( ̄△ ̄) !

見慣れぬ魚を発見。トロピカルな南方系の魚。背びれがグルッと尾鰭の方に伸びている。全長は短いのだが体高がある。5匹の群れを成し、寄って来ては逃げる。水族館で見た事あるよな。そして、その群れの奥に、、、 (・∀・)!

こちらを見つめるクエを発見!!

しかし、サイズは50ちょいくらい。でも、クエだから捕らなければいけないでしょう。駆け引き開始。動向を伺っていると、クエのさらにその奥、黄色い魚が横断。 

( ̄△ ̄) ! オッ!!

メガアコウ発見ーー!!!

60近いんじゃないのか?クエの50ちょいよりもメガアコウの方が価値があるぞ。アコウの方に狙いを変え接近。なかなか振り返りもせず、ビューんと逃げて行ってしまった。しかし、そう遠くには逃げていないだろう。一旦浮上し再び潜行。海底まで行くと、先ほどのアコウなのか、こちらを見つめるアコウを発見 (・∀・)!

横を向くのを待ってから発射!!浮上しながらアコウを手に取り、明らかに50オーバーなのを確認し思わずガッツポーズ!!!!ヽ(゜▽゜)ノ
久しぶりに興奮した。今年の目標であるアコウ50オーバーをやっと達成!!ひょっとしたら60あるかも?

つがいのアコウが居るかもしれないので近くをもう一度捜索。すると先ほどではないが明らかに50オーバーのアコウを発見。しかし、確実な状況を期待し過ぎて逃がしてしまった。 ( ̄Д ̄;) ウットケバヨカッタワイ

また帰りに居るかもしれないし、次の魚を探しに行こう。先に進むとイシダイが現れだした。60を超えるサイズのイシダイも居たのだが、どうも寄せきれず。一匹サンバソウを突き帰路に着くことにした。この時点で三時間が経過。もう二本目はなしかの〜。

帰り道、先ほどアコウが居た場所に潜ってみた。すると岩の陰からひょっこりと覗いたデカイ顔。先ほどのアコウ発見 (・∀・)!
キルショットで仕留め、アコウ50オーバー×2が確定!!見付けてしまえば楽勝だな。


結局、四時間一本してしまったわい。既に魚もあるし二本目は止めとくか。
たまには一人ってのもいいかも知れないね〜。
まったり海を感じながら、海の青さを感じながら、自然を相手に魚を捕る。
最高の時間だよ。今日も海の恵みに感謝。


上機嫌での帰り道、アイシさんからのメールを受信。週末にアイシさんとの共通の友人を誘って海に行く約束をしていた。「波がないのって明日だけじゃない?」
この展開はマズイ気がするぞ〜。もしかして連チャンか?家に帰ってから情報収集すると、やはり明日しか潜れない様子。
連続で潜れるなんて幸せだな〜、と自分を言い聞かせるとするか〜(笑)




獲物 アコウ 58cm 54cm
ヒラマサ 64cm
チビヒラマサ
サンバソウ
天気 曇り
0.5m
視程 7m
水温 22℃
最大水深 14.0m(21.0℃)
時間 9:30/13:30
場所 ホモカップル

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