潜り日記(2007年12月)
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12/30 |
前回潜ってから一ヶ月空いてしまった。潜り納めに行っていなかったので何時行こうかと伺っていたのだが休みと海況が上手く合わない。チヌとスズキ狙いなら何時でも行けるのだが、どうも盛り上がらない。水温が低下し居るかどうか分からないが、一発逆転に賭け行ってみることにした。 この日の予報は寒気が入り雪の予報。帰省ラッシュも始まるのでスパッと結果を出して帰りたいところだ。現地に到着。しかし、思ったより早く到着したので夜が明けるまで一眠り。外は強風、たまに風に押され車が揺れる。潜ろうと思っていたポイントはたまたま風裏になっていたので凪っていた。しかし、少し外れると白波が立ち岩に波が打ち付けている。寒さを堪えウエットに着替え海へ。濁りありで状況的にはかなり厳しいぜ。 濁りの中、海底まで行ってハマチが通るのを待つ。スズメダイの群れが強烈な数群れている。しかし、寄ってくる魚はいない。チヌすら寄ってこない。やはり今日の狙いは間違っていたか〜、と後悔してしまった。しかし、望みを捨てずに海底への空潜りを繰り返していると・・・小アジの群れが頭上を通過する。 右を見ると海草の間を大規模な群れが!! しかし、、、よく見るとボラの大群だった。。。がっくり。 今度は左の方を見ると今度は三匹くらいの小規模の群れが通過しようとする。またボラかと思いきや、、、 (・∀・)! ハマチ!!サイズは70くらい。一気にテンションアップ!!濁りの中へ消えていったが再び現れるのを待つ。 帰ってこい!!都合の良い事を考えたが帰って来なかった。がっくし。 その直後、シュウさんが見えたのでハマチが居た事を伝える。そして先に進み、岩が突き出しているエリアへ。流れが速くなり気を抜くと押し戻される。水面から海底が見える場所を基点にして斜めに海底へ向かう。海底にVの字の窪みがあり、底を這うように進んでいると、、、( ̄△ ̄) ! 前方に70オーバーの魚を発見!!濁りの中ゆっくりと近づくと、それがコブダイである事が判明。突こうと思えば楽勝の距離だったが、コブね〜。西京漬け?でも止めておこう。コブの動向を伺おうかと思っているとコブの死角に何か居るのが見えた!! 短いけど広い尾鰭。イシダイ?その魚は濁りの中へ消えていった。イシダイなら帰ってくる。すぐにゴリ寄せ開始。しばらくすると濁りで見えなくなるギリギリのところで反転するのが見えた (・∀・)! 縦縞ハッキリのイシダイ!!サイズは60くらい!!この辺にもこんなサイズが居るんだ。この時期とこの場所、かなりテンション高し。寄せれば楽勝と思いゴリ寄せを続けるが一向に寄って来ない。相当頑張ったが限界。浮上に移るときにコブがブンっとダッシュ。それにつられてイシダイも逃げていった。 その後、濁りの中、海底を捜索すると起伏がありイシ、コブが好みそうな感じ。居るぞ、こうなると寄せるしかない。寄せ続けていると、先ほどのイシダイか?ユックリと現れた。そしてその横に50ちょいのイシダイ。寄ってこい!!ゴリ寄せを続けるが一向に寄ってこない。この時期だからか、俺が未熟なのか、限界を迎えて浮上。無念、、、。 何回か潜行を繰り返しゴリ寄せしていると、、、再び先ほどの二匹が現れた。寄せても寄ってこない。寄ってこないならこちらからとユックリと忍び寄るが、イシダイは猛ダッシュ。駄目だ〜。辺りに穴も見付けられないし捕れる気がしない。 諦めずに少し移動しゴリ寄せ。また同じ60くらにのイシダイが現れた。先ほどビビらせたせいか視界ギリギリのところから寄ってこない。しつこくゴリゴリしていると目の前に違うイシダイがやってきた。40弱ってところか?ここでこいつを撃ったら、間違いなく60くらにの奴はもう突けないな〜、でも突ける気しないし〜。発射。それと同時に60くらいの奴はビクッと逃げていった。 もう一匹くらい捕れないかと同じ場所で張っていると (・∀・)! ハマチ登場!!しかし、寄ってくることなく去っていった。居るには居るんだけどな〜。ここでタイムアップ。雪が吹きつける中、エキジットポイントへ。 シュウさんが震えながら待っていた。獲物はというとザク?確かにチョッキが刺さっている・・・。 今年も無事に潜り納めをすることができ良かったですね。雪が舞う中、御神酒をまいて帰りました。 シュウさんは前の週に潜り納めしたはずなのですが、ザクを殺めたということでもう一回(笑) 今年は回遊魚捕れたしアコウ捕れたし外人が来たりと、結構楽しい一年だったんじゃないでしょうか。来年も事故なく潜りたいですね!!
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