潜り日記(2006年12月)
日付 | 日 記 | ||||||||||||||||||||||||||
12/2 |
シュウさんと夜明けまでに到着するよう高速使って移動。 天気が悪く、今にも雨が降り出しそうな空模様。夜明けと重なり海中はかなり薄暗い。濁りの中に小魚は大量に群れているが、さてイシダイとハマチは現れるだろうか?更に進んで行くとスズメダイの中にコアジが混じって現れだした。回遊魚の期待が高まる。メインとなる岩場に到着し、何度か空潜りを繰り返し魚を寄せてみるがチヌしか寄ってこない。チヌはスルーしひたすら待つが現れない。風が強くなり白波が立ち始めた。潜ろうと思えば潜れたのだが、この頃から寒気がしだしたので早めに上がることにした。どうも最近、調子がよくなく冬になればよく体調を崩す。 シュウさんはチヌを捕っていた。さらにハマチらしき回遊魚を数匹水面から目撃したらしい。確実にオカズを確保してくるね。俺も意地にならずに小魚でも捕ってくるようにしよう。 帰りも高速使って昼には家に帰っていた。たまにはこういう突行もありだろう。
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12/30 |
今日は本年の総決算、潜り納めです。といっても冬なのでチヌとスズキとウマヅラしか居ないと思いますが・・・。獲物はさておき、本年も事故なく楽しく潜れた事が一番の収穫ではないでしょうか。海の恵みに感謝しながらシュウさんと夜明けからスタートです。 (一本目) 前日は寒波が到来し、今日から暖かくなるとはいっているが気温は低く2℃。ウェットに着替えるのがオックウな季節になってきました。水温もかなり低くなっている事が予想され、今日から完全に冬の装備での突行となります。冬用のロクハンが大分縮んできたらしく、着脱がかなりの大仕事となってきたので前部分に30cm程チャックを付けた。それに加えてインナーにホットカプセルを導入。あまり海水の浸入がないロクハンだからインナーは必要ないかもしれないが、せっかく買ったので使ってみることにした。 海に入ってみると水温は予想通り低く14度。ウエットからの冷たさはなく二時間を越えても潜り続けられそうだ。空潜りをしてみると、やはりインナーのせいか浮力が強い。ロングフィンの力を借りて何とか潜行するが普段の半分くらいのスピードでしか動けない。インナーは失敗だったな、しかし脱ぎに帰る時間もないのでこの装備のままで潜る事にした。 カレイ狙いで砂地を探すがまったく見ず。途中、潮の流れに乗って60cmくらいのスズキが流れてきた。昼寝中らしく口をカパッと開けたまま水面付近を流れてくる。以前の様に竹槍アタックを食らわそうかゴム引いて打とうか迷った。ゴムを引いても気付かれないだろうとソロッとゴムを引くと、スズキはガバッとこっちを振り向き、そして全力で逃げて行った・・・。オーッ、ミステイク!!その後、チヌは居るがとりあえずスルーして砂地を探す。どうもチヌではテンションが上がらない。贅沢になってしまったものだ。二本目にチヌは捕れるだろうし手ぶらで終了。シュウさんは60オーバーのスズキをとチヌを一匹捕っていた。 (二本目) この場所では過去の実績もあり、確実にチヌが捕れる自信があった。昼から用事があったので、この場所では短期決戦。約30分強での勝負となった。水温の低下とともにチヌの数も減ってきたようだが、まだまだちょっとした挙動で逃げるような感じではなく完全な冬モードではないようだ。時間もないので射程に入ってきた奴を二匹突いて終了。 冬のチヌに対しての苦手意識は完全になくなり確実に捕れる自信がある。来年は他の魚種も攻略したいものだ。
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