「ファイル出力」と書かれたメニューをクリックするとプルダウンメニューが現われて下記に示す各種のファイルを作成できます。
「設定」「各種設定」で表示される画面で、「ファイル出力後にファイルをNotepadで開く」を選択しておくと、ファイルを出力した後に自動的にNotepadが立ち上がり、ファイルの内容を表示してくれます。「ファイル出力後にファイルを拡張子関連付けAPで開く」を選択しておくと、ファイルを出力した後に自動的に拡張子に関連付けされたアプリケーションが立ち上がり、ファイルの内容を表示してくれます。例えば、csvファイルとMS-EXCELが関連付けされていると、EXCELが立ち上がります。
1. JARL電子ログフォーマットファイル作成
JARLや国内コンテストの電子ログ提出用データをファイルに出力します。
電子ログの提出先や提出方法は、必ず各コンテストの最新の情報を確認してください。
また、作成した電子ログはテキストファイルですのでメモ帳(notepad)などで読むことができます。作成した電子ログの内容が最新のルールどおりになっているかよく確認してから提出してください。
CTESTWINで作成した電子ログデータをExcelで編集して提出する場合、マルチプライヤ等の先頭の「0」が欠落してしまうことがありますので、十分確認をしてください。
ログシート部分はJARL推奨新フォーマットR1.0、R2.0およびR2.1の3種類の形式で出力することができます。テキストデータなので、自動的に作成したデータに誤りがあれば、エディタ等で修正してJARLにアップロードしてください。
JARL主催のコンテスト(ALL JA,、ALL ASIAN、 6m AND down,、フィールドデー、全市全郡)の場合は、必ずJARL推奨新フォーマットR2.1で提出してください。
地方コンテストの場合は、R1.0しかサポートしていない可能性もありますので、各コンテストのホームページ等でお確かめください。
点数は自動的に計算します。マルチチェックするコンテストを必ず設定してください。また、各周波数、各モード毎の1局交信に対する点数はメニューの「設定」−「点数セット」で設定してください。この設定が間違っていると正しく計算されません。
JARL提出ログでは、QSOデータ部分の全角文字が禁止されています。オペレータ名や備考欄を出力するように設定されていて、全角文字が含まれている場合は警告が表示されますので必要に応じて編集してください。
現在のJARL規定にはWARC BAND(10,18,24MHz)は含まれていませんが、本ソフトは対応しています。(画面には表示されませんが、交信記録があれば、ファイルに出力します)デフォールトの拡張子は"txt"です。
マルチバンド/モードでコンテストに参加したが、シングルバンド/モードのみログを提出したいときは「ログ出力モード周波数限定」ボタンを押して、表示されたモード周波数一覧から、ログ提出したくないモード、周波数のチェックを外してください。
全QSOデータが出力されますが、チェックを外したモード周波数はマルチカウントがされず、点数はゼロで計算されます。
「OK」ボタンの下にある「周波数順に出力する」をチェックすると、周波数順にファイルが作成されます。(各周波数ごとに取得したマルチが見やすくなります)
「コンテスト名取得」ボタンを押すと現在選択されているコンテスト名称が表示されます。第XX回等必要に応じて追加してください。コンテスト名は、cname.txtに記載されていますので、変更が必要な場合は、メモ帳(notepad)等で修正してださい。
cname.txtは、ファイルフォーマットに記載しているコンテストの名称を記載したもので、番号とコンテスト名が対応しています。ユーザ定義コンテストについては、下の方にMDファイルの名称とコンテスト名の対応が記載されています。ユーザ定義コンテストのMDファイルがcname.txtに記載されていない場合のコンテスト名は、拡張子を除いたファイル名になります。
2. Cabrillo形式ログファイルのフォーマット
WW,WPX,ARRL,JIDXコンテストなど海外のコンテスト用の電子ログ用データ作成ができます。
フォーマットはV2とV3両方をサポートしています。どのコンテストがどちらのバージョンをサポートしているかは各コンテストのホームページをご覧ください。
また、フォーマット(記述内容)は主催者により変更されていることがあります。Cabrilloはテキストファイルですので、各コンテストのホームページをみながら、適宜各自で修正してください。
時刻は、JST・UTCを選択できるようになっていますが、Cabrillo仕様の時刻はUTCと規定されています。コンテスト主催者から特別にJST指定されていない限りUTCを選択してください。JSTでログを提出すると失格になる可能性があります。
現時点のCabrilloの仕様でモードは、CW,PH,FM,RY,DGしか規定されていません。それ以外のモードの場合は、各コンテスト規約に従い「Digitalモードの表記(2文字)」の欄に記入してください。
記入欄が無い特殊なモードの場合、またはCTESTWINのデフォールトのモード表記から変更したい場合は、「Digitalモードの表記(2文字)」の「指定なし」と記載されているコンボボックスからモードを選択し、その右側にモードを記入してください。
登録クラブ局の初期値はスペースになっています。最大5つのクラブ局を登録できますので任意の文字を入力してください。OKボタンを押したときに、記入したクラブが登録され、次に開いたときに選択が可能です。
3. HAMLOG CSVフォーマットファイル作成
CTESTWINのログデータをTurbo HAMLOGにデータを移管することができるようにCSVフォーマットのファイルを作成できます。
詳細は、HAMLOG用CSVファイルのエクスポートのページを参照してください。
4. 電子QSL用ADIFフォーマットファイル作成
ADIFフォーマットのファイルを出力します。次のようなADIF形式で出力します。電子QSL等にデータを使用できます。時間はUTCです。デフォールトの拡張子は"adi"です。
JT65など、RS(T)でない信号強度のモードの場合には、RSTで無いモード(JT65等)をチェックして、モードのところに文字を入力してください。
<CALL:8>7M2GCW/2<qso_date:8>20011006<time_on:4>1209<mode:2>CW<band:2>6m<RST_SENT:3>599<RST_RCVD:3>599<eor>
<CALL:8>JG8NQJ/0<qso_date:8>20011006<time_on:4>1211<mode:2>CW<band:2>6m<RST_SENT:3>599<RST_RCVD:3>599<eor>
<CALL:6>JA1RZD<qso_date:8>20011006<time_on:4>1217<mode:2>CW<band:2>6m<RST_SENT:3>599<RST_RCVD:3>599<eor>
<CALL:8>7M4XEO/1<qso_date:8>20011006<time_on:4>1218<mode:2>CW<band:2>6m<RST_SENT:3>599<RST_RCVD:3>599<eor>
QSLMSG欄は、eQSLのコメント欄に出力するために使用します。「コンテスト名取得」ボタンを押すとコンテスト名を自動的に入れることができます。但し、日本のコンテストの場合は日本語を半角の英文字に変更しないと文字化けする可能性があります。
QSLMSG欄に以下の制御文字を入れると、QSOデータごとのデータを自動的に挿入します。
No. | 制御文字 | 説明 |
1 | $dg | デジタルモードの場合にモード+速度を入れます。例えば、RTTYで75bpsの場合、RTTY75と出力します。但し、QSOデータの備考欄に速度が記述していないと動作しません。 |
2 | $sp | デジタルモードの場合に速度を入れます。例えば、75bpsの場合、75bpsと出力します。但し、QSOデータの備考欄に速度が記述していないと動作しません。 |
3 | $op | クラブ局の場合のオペレータ名を出力します。 |
4 | $cr | 改行(CR,LF)を出力します。 |
参考までに、ADIFフォーマットは、以下に定義が掲載されています。
https://www.adif.org/
5. TXT形式ファイル出力
テキスト形式のファイルを作成します。デフォールトの拡張子は"txt"です。
このフォーマットで作成したログファイルは「ファイル」−「TXT形式ログファイルを開く」でインポートすることができます(但し、インポートはJSTのみです)。マルチオペで運用した場合、各PCごとにこの機能でファイルを出力して、そのファイルをエディタなどで1つにまとめて、「ファイル」−「TXT形式ログファイルを開く」で入力すると1つのログにまとめることができます。
ファイルはASCIIで下記のようなファイルが作成されます。時間はJST/UTC選択ができます。右端が入力されたコメントです。
2002/8/3 21:03 JH2YHK/2 3.5 CW 59914M 59918M Field day 2002
2002/8/3 21:06 7K4CYI/1 3.5 CW 59914M 59914M Field day 2002
2002/8/3 21:07 JA3TVQ/3 3.5 CW 59914M 59923M Field day 2002
2002/8/3 21:09 JH0NVX/1 3.5 CW 59914M 59913M Field day 2002
2002/8/3 21:11 JA7ZXT/7 3.5 CW 59914M 59906M Field day 2002
2002/8/3 21:14 JN1NOP 3.5 CW 59914M 59911M Field day 2002
6. 旧HAMLOG用 K3フォーマットファイル作成
HAMLOG(V4以前)にデータをもっていけるようにK3フォーマットのファイルを作成します。デフォールトの拡張子は"k3"です。
入力されたRemarks1,Remarks2をHamlogにもっていくことができます。
クラブ局のオペレータ名を出力したいときは、Remarks1またはRemarks2欄に、$op(小文字のオー、ピー)と記述してください。例えば、「オペレータは$opです」と記述しておくと、「オペレータはJI1AQYです」と出力します。1行に$opを2回記述できません。
ファイルはASCIIで下記のようなファイルが作成されます。
マルチがJCC/JCG/区ナンバーのコンテストの場合にはナンバーを出力しますので、コンテストの種類を必ず設定してください。
HAMLOGでの読み込み方法ですが、例えばK3フォーマットのファイル名がctestw.k3の場合、
HAMLOG -sk ctestw.k3 HAMLOG.DBS
と入力することにより読み込みができます。その際、インデックスの再構築等が必要ですので、詳しくはHAMLOGのドキュメントの「K3フォーマットのテキストファイルをQSOデータに追加」の項目を読んでください。
DX局や特別コールサインの局の場合、HAMLOG側に文字数の制約があるため、正しく読み込めない可能性がありますので注意してください。
コンテストナンバーを持っていく等の一部の機能が動作しませんので、CSVファイルフォーマットを使用することをお勧めします。
"JG1ZTD","1","15007","","1200","FM","","J","","","940806","2100J","59","59","","Field Day Contest 1994","真壁郡移動"
"JA1YOU","1","1104","","1200","FM","","J","","","940806","2104J","59","59","","Field Day Contest 1994","真壁郡移動"
"7L1KOW","1","14005","","1200","FM","","J","","","940806","2105J","59","59","","Field Day Contest 1994","真壁郡移動"
"7N2ECX","","1003","","1200","FM","","J","","","940806","2106J","59","59","","Field Day Contest 1994","真壁郡移動"
"JJ7LDN","7","0703","","1200","FM","","J","","","940806","2107J","59","59","","Field Day Contest 1994","真壁郡移動"
7. 旧HAMLOG用 TXTフォーマットファイル作成
HAMLOG(V4以前)にデータをもっていけるようにTXTフォーマットのファイルを作成します。デフォールトの拡張子は"txt"です。
入力されたRemarks1,Remarks2をHamlogにもっていくことができます。
クラブ局のオペレータ名を出力したいときは、Remarks1またはRemarks2欄に、$op(小文字のオー、ピー)と記述してください。例えば、「オペレータは$opです」と記述しておくと、「オペレータはJI1AQYです」と出力します。1行に$opを2回記述できません。
ファイルはASCIIで下記のようなファイルが作成されます。
マルチがJCC/JCG/区ナンバーのコンテストの場合にはナンバーを出力しますので、コンテストの種類を必ず設定してください。
HAMLOGでの読み込み方法はHAMLOGのドキュメントを読んでください。
DX局や特別コールサインの局の場合、HAMLOG側に文字数の制約があるため、正しく読み込めない可能性がありますので注意してください。
コンテストナンバーを持っていく等の一部の機能が動作しませんので、CSVファイルフォーマットを使用することをお勧めします。
JJ1ABF 1401 50 CW J 9810092149J599599 1st comment 2nd comment
JE1BMJ 1221 50 CW J 9810092152J599599 1st comment 2nd comment
8. ログ
ログファイル作成を作成します。
ログ印刷用ファイルを作成します。デフォールトの拡張子は"txt"です。QSOした全周波数の局を時刻順に出力します。
9. チェックリスト(JST,UTC)
過去コンテストでデュプチェックをしたことを示す資料が要求された時の対応用に作ったものです。QSOした局をASCIIコード順に並びかえたファイルを作成します。デフォールトの拡張子は"txt"です。
ファイルはASCIIで下記のようなファイルが作成されます。時間はJSTとUTCを指定できます。
Worked 132 stations
No. date time call sign freq mode send received
1 11/24 00:35 4F3BAA/QRP 28MHz CW 59925 59927
2 11/24 07:16 4N2V 28MHz CW 59925 59915
3 11/24 07:23 4N31A 28MHz CW 59925 59915
4 11/23 09:45 4N3JA 28MHz CW 59925 59915
5 11/24 07:46 4S7/N6AA 28MHz CW 59925 59922
6 11/23 05:58 4X4VF 28MHz CW 59925 59920
7 11/24 01:26 9M6NA 28MHz CW 59925 59928
8 11/24 08:02 9M8DX 28MHz CW 59925 59928
10. LOGCSW形式ログファイルのフォーマット
以下のようなLOGCSW用csv形式のデータ作成ができます。
コードについては、HAMLOG用ファイル出力と同じ処理を行っています。
"","ZL1BYZ","","","","","","","599","599","21.0036","CW","","2009-11-28","05:46","","U","","",""," 59925 59932 21.0036MHz ","茨城県ひたちなか市","1","1421","","","","","","J","","","","CW WW DX contest 2009",
なお、コールサインは自動解析して下表のように分離して出力されます。
CTESTWINのコール欄 | LOGCSWへの出力 | ||
移動Entity | コール | 移動エリア | |
JA1ABC | 空白 | JA1ABC | 空白 |
JA1ABC/3 | 空白 | JA1ABC | 3 |
JA1ABC/KH2 | KH2 | JA1ABC | 空白 |
KH2/JA1ABC | KH2 | JA1ABC | 空白 |
JA1ABC/M | 空白 | JA1ABC | M |
JA1ABC/MM | 空白 | JA1ABC | MM |
BY1AB/JA1ABC | BY1AB | JA1ABC | 空白 |
11. AccessLogファイル作成
これは、私が個人的なログ管理にMS ACCESSを使用しているため、コンテストデータ移行に使用しているものです。
12. GLの無い局TXT出力
グリッドロケータを記憶している「ctestw.gl」というファイルに記載されていない局及び固定局のみのデータをTXT形式でファイル出力する機能です。
このリストを元にQRZ.com等で各局のグリッドロケータを入手して、「ctestw.gl」に追加するために使うことができます。