横谷宗a 在銘 片切彫 獅子の図 縁頭
※横谷宗aとは
宗aは京都の産で後藤殷乗の門人横谷宗与の養子となり、片切彫を創始す
その作風は後藤家の絆を脱し「町彫」と呼ばれる斬新なものである。
弟子に三代宗与、大森英昌(大森家)柳川直政など多くの上手を輩出している
(小笠原信夫著 保育社カラーブックス「鐔」より要約し引用いたしました)
横谷宗a 在銘(花押)片切彫り 獅子の図 縁頭
特に難点も無く、綺麗です。
落語「宗aの滝」などで有名な金工師の作です。
余談ですが宗aの滝は志ん朝の物が絶品です。ご一聴をお勧めいたします。
これも蛇足かもしれませんが、横谷宗aの作はほとんどが目貫、縁、頭、小柄や笄などの小道具類で鍔は数が少ないです。
ですので宗a作の鍔は「宗aの滝」のように「さる大名の特注品」などでない限り出てきません。
これも蛇足ですが、牡丹一輪と獅子の図の小柄を「紀文」から注文されたが、催促の仕方が気に入らないので仕上がった作を他の人に売り払ってしまい、以後、同図の小柄は一生つくらなかったと言い伝えられています。
神田在住の町彫の元祖らしいエピソードです。
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