潜り日記(2008年12月)


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日付 日       記
12/5
はしけん

急に休みになりました。平日で天気は大荒れです。でも青物の季節なんで行かなければなりません!一人寂しく海へ。


今回は完全なるハマチ狙い!同じ場所で潜行・浮上を繰り返しハマチの通過を待つだけ。忍耐の魚突きです。捕れるまでは上がらないと決意し潜り開始。

小魚が強烈な数群れていた。しかし小潮のせいか流れが殆どない状態。ハマチは回ってくるだろうか?過去の実績から、ここはひたすら水深10mの同じ場所に潜行を繰り返す作戦が一番のようだ。まずサンバソウが一匹寄ってきたので確保。
その後、50オーバーのイシダイが真横からこっちを見ていた。手の届きそうな距離。ボーとハマチを待っていたので気が付かなかった。ヤスを振り回しても撃てないので、イシダイの動向を伺っていたが距離を取ろうともしない。ユックリ浮上して次に掛けようと思ったが、イシダイはこちらが動くのと同時に全力ダッシュ!!逃がしてしまいました・・・。


捕れるまで上がらないと決意し二時間が経過。一人で来ると制限時間がないよね〜、と上機嫌。

そして三時間が通過。本当にハマチは来るのか?いや、必ず来る。俺の決意は簡単には揺らがないぞ。

さらに四時間が経過。さすがに決意が揺らぎ始める・・・。いや、絶対に捕る!!

そして約五時間が経過しようとしていた。意地になってるアホな突き師が一人、強風と高波の中、海面でもまれている。寒いし腹減ったし、俺はいったい何をやっているんだ???

そして、、、 (・∀・)!

丁度五時間、小アジの群れがダァーシュ!!!

やっときたーー!!ハマチ登場!!!

三匹の群れだったが真上を通過。そして待っていると帰ってきた。
ヤス発射ー!!大きくはないがハマチ確保!!

そしてすぐにエキジット。地元のオバちゃんが、荒れた海から人が上がってくるのを見て目を丸くしていた(笑)


狙いを絞るのは良い事だが、五時間かかって一匹では確立が悪すぎる。もっといい方法を考えなければ。また課題が増えました。


獲物 ハマチ 67cm
サンバソウ
天気 雨のち曇り
1m
視程 3m
水温 19℃
最大水深 12.5m(18.5℃)
時間 9:00/14:00
小潮(7.4)
干潮 7:51 満潮 14:35
場所 崖っぷちの左
12/12
はしけん

波が低いという予報が出ている。週末は仕事なので休み取って行くしかね〜な。

今日は完全なイシダイ狙いです。例年、この時期になるとイシダイの寄りが悪くなります。かなり厳しい魚突きになる事を覚悟し海へ。海に到着すると波高し!!ウネリもあり、波しぶきがかなり高く上がっている。いつものエントリーポイントは白波で真っ白になり入れそうにない。予報では次第に波が収まるとの事なので、一時間ほど車で待ってみたが状況は変わりそうにない。危なそうだったらすぐに上がると決め、波裏からエントリー。

ウネリの山を越えながらポイントを目指す。浅場でヤズの群れに遭遇。こんな海況だ、とりあえず一匹確保。その直後に50ないがイシダイが寄ってきたので確保。これでオカズは確保出来たので、すぐに上がってもいいぞ〜。

イシダイの寄りが悪いだろうと穴を覗くつもりできていたので、とりあえず海底まで行って穴を探す。しかし、この強烈なウネリ、潜行中は途中で引き戻され、そして浮上中は同じ水深で空転する。かなりしんどい。余裕持って上がらないと生還できね〜な。ウネリがこんなに怖いとは初めて思った。
穴を何度か覗くがイシダイは不在。今日は厳しいね〜、と思っていると遠くにイシダイのシルエット。寄せそうと思い岩にしがみ付くが、ウネリが強くて体を保持できない。少し深い場所に移動し、岩と岩の間に体を隠し寄せてみる。ウネリの影響が少ないので寄せやすい。そしてイシダイはグングン寄る。この季節でもまだ寄るじゃね〜か。50オーバーを二匹確保。
そしてエキジット。エキジットは白波の中、なかなかスリリングだった。

これ以上荒れたらもう入れないね〜。もう少し謙虚になった方がいいような気がするが・・・。
今日は美味しい時期のイシダイが捕れたので満足です!



獲物 イシダイ x 3(57cm 53cm 45cm)
ヤズ
天気 曇りのち晴れ
1.5m
視程 10m
水温 18℃
最大水深 14.5m(17.8℃)
時間 9:30/12:30
場所 エキジットは危険ですP
12/21
シュウさん
はしけん

天候悪いですが行ってみましょう!!
午前中なら潜れるかもと取り合えず海へ。しかし、海は大荒れ。白波、ウネリ、かなり厳しい状況です。エキジットポイントは確保されているので、せっかく来たのだがら入ってみた。

今回はブラックチームを履いて海へ。縦潜りはいいのだが、ウネリを越えて行くには厳しい状況。選択を間違えた。
一回目の潜行。海底に魚の影が。海中は雨と海面の白波のせいでどんよりと見えずらい。
接近してみると、、、 (・∀・)!

マダイどす〜!!
サイズは60くらい。しかし、慣らしもしていない一回目の潜行。キツイです。そして横を見ると、、、 (・∀・)!
さらにマダイ!!サイズは70オーバー!!
息が持たない。猪アタックしか出来ない。いや、ここは一皮剥けるためにも海底で寄せだ!!
ウネリで引き戻されながらも海底へ。水深14m。やはり一回目の潜行でこの深度はきつかった。そしてマダイはまったく寄る素振りを見せず。さらにヒラマサまでも登場!!サイズは70弱か。結局、どちらも寄せきれずに浮上。いきなり敗北です〜。

この後、しばらくはマダイに遭遇せず。穴を覗くが、猛ダッシュするイシダイを数匹見ただけ。
寄せようと岩に張り付くが、強烈なウネリのせいでシュノーケルが飛びそうになる!!頭上を小魚の群れが右に流れていったかと思うと、今度は左に猛烈に流されていく。浅い場所では鞭打ちになるんじゃないかというくらいのウネリ。これじゃ、魚突きになりません。終了時間になってないですが今日はお開きでしょう。

エキジットポイントへ向かう道中、70くらいのマダイが真下に。白波に巻かれながら近づけば捕れるかも?と試みてみたが、微妙な距離を保たれて撃たせてもらえず。撃てばヤス先が当たりはするんだろうが捕るまでには至らないだろうな〜。あと1mの射程が欲しい・・・。

今回のエキジットもなかなかスリリング。魚はないけど無事に海から上がれただけでも良しとしましょう。

獲物 なし
天気
1.5m-2m
視程 10m
水温 18℃
最大水深 14.4m(18.5℃)
時間 8:00/10:00
場所 真鯛が結構いるP
12/25
はしけん

年末ハマチウィークがやってきました!!
魚突きを始めた頃に立てた目標ですが、「正月には自分が捕ったブリを食べる。」というものがありまして。今年こそ達成してやる。正月にはちょっと早いかもしれないが、またしても完全青物狙いで海へ。

海は大荒れ。波しぶきがテトラを越えてくる。「こんな時にハマチは捕れるんだよ。」と自分を言い聞かせて潜り開始。

この前のように五時間潜って一匹では確立が悪すぎる。今回は微妙な状況を読み取ってポイントを変えよう。
まず起伏のある場所から潜ってみた。コブダイ、メジナが群れている。イシダイは現れない。スズメダイ、小アジは視界を覆うくらい群れている。しかし、動きがない。ハマチが来てもおかしくないのだが、何となく来ない気がする。ポイントを移動。

次は先端部分。ここは小アジの群れが多数。スズメダイは少ない。何回か潜ってみたが来ないので移動。

今度は斜面部分。一番実績がある場所で小アジも群れている。ここにヤマ張って粘るか?何回か潜ってみたが来ないので、もう一度移動して、駄目ならここに戻ってこようと思い移動。

水面からスズメダイが群れている場所を見付けた。スズメダイの群れの中を通過して海底に到着。小アジがまったく居ない。ハマチは小アジを食べるんだろ?ここは駄目だろうと思ったが、とりあえず寄せてみた。すると、、、 (・∀・)!

距離があったのでハッキリと姿は確認出来なかったが、ハマチらしき魚が通過!!居るじゃね〜か!!

そして何度か潜ってみると、、、 (・∀・)!
ハマチ登場!! 待っていると帰ってきたので発射。無理な体勢でヤスを向けて撃ったので腹に命中してもうた。貫通してチョッキが効いているのは視認できたが、無理に引っ張ると身切れする。相当な時間、海底付近でいなしながら接近し、尻尾を掴んでから浮上。

一匹捕ったから今日はもういいか〜。今日はロクハンでも寒かった。正月まで一週間あるからの〜。刺身で食べるには厳しいか。まだ潜り納めにはなりそうにないですね!!

ハマチの腹の中にはスズメダイが入っていた。何でも食べるんだな。



獲物 ハマチ 68cm
天気 曇りのち晴れ
1.5m
視程 3m
水温 18℃
最大水深 9.9m(15.5℃)
時間 10:00/12:00
中潮(27.4)
満潮 8:48 干潮 14:46
場所 崖っぷち
12/27
シュウさん
はしけん

年末ハマチウィーク第二回目。今回はシュウさんと。
完全ハマチ狙い、運が良ければイシダイも。すでに一匹捕っているんで気が楽です。


(一本目)
濁りあり!!海草の玉みたいな物を視界を覆う。寄って来れば捕れるでしょう、とポイントへ。流れはややあり、待っていれば遭遇しそうな雰囲気。
しかし、船でオッちゃんが登場!!俺達の周りを周回し文句を言っている。素直にエキジット。


(二本目)
車を走らせエントリーし易そうな場所を探す。海の間近まで行ける場所を見付けたのでそこからエントリー。
突端部分に少し流れが有ったので、ここでヤマ張ってハマチを待つことにしよう。とりあえず海底を散策してみた。スズメダイが多数、その中に小アジの群れ。しばらく寄せると、白い口が遠くから近寄ってくる。80弱のコブダイ。さらに待つとチヌがやってきた。その一団の中に60チヌが混じっていた。一瞬、マダイかと思ったがチヌに間違いない。記録級なのだが、チヌね〜。スルーだ、この野郎。

さらに待つと、、、 (・∀・)!

イシダイ登場!!
サイズは60弱。しかも同サイズが二匹。ゴリ寄せを試みるが、まったく寄る素振りを見せず。何度がシチュエーションを変えて試みるが、コブ、チヌ、イシの順で現れ、そしてまったく寄らない。コブ、チヌは射程に入るのだが、イシダイはまったく寄ってこない。こういうイシダイをどう対処するかが課題となってしまった。穴があれば追い込むのだが。

青物の気配がしないので、ポイント移動を選択。残り時間は少ないがこれに掛けてみた。


(三本目)
残り時間は一時間。実績に掛けてみた。
しかし、海は完全な潮止まり。向かい風が続きます。時間がないので一箇所に的を絞って掛けてみた。しかし、海の中はスズメダイのみ、小アジがまったく居ない。前回はこの状況でもハマチが現れたので、来る事を信じて待ってみる。
開始してすぐに一匹のハマチがヌルっと通過していった。こちらに気付いていないような素振り。居るには居る。時間一杯粘ってみよう。
しばらくすると少し流れが出だしたが、あえなくタイムアップ。シュウさんはスズキとチヌを突いていた。


最近、的を絞って潜っているが、これが外れると何も捕れない。今日は完全な作戦ミスです。最初から三本目の場所に来ていれば一匹は捕れたかもしれない。しかし、開拓も必要だし、今日はこれで良いのではないだろうか?すでに一匹捕ってるから許されるでしょう!!

獲物 なし
天気 晴れ
視程 3m
水温 16℃
最大水深 10.6m(15.8℃)
時間 8:00/15:00
大潮(29.4)
満潮 9:13 干潮 15:02
場所 1 裏べちP4
2 ワンコが居た下P
3 崖
12/30
シュウさん
はしけん

今年もついに潜り納めとなってしまいました。今月は何回潜ってんだ?六回目だぞ。今日、この日にブリを確実に捕れるのが魚突き人生の中で最大の目標でしょうか?しかし、水温の低下で状況は良くないらしい。まずは情報収集。一番確立の良い場所を選んだつもりですが、はたしてどうでしょうか?


(一本目)
思っていたよりも風強し!
予定していたポイントに入れそうにありません。予定を変更して風裏を選択。潮も結構動いているようだ。ポイントの岩まで泳ぎ、慣らしの潜行。いきなりイシダイが登場。サイズは50くらい。しかし、寄せてはみるが、まったく寄ってくる気配がない。穴でもあれば追い込めるのだが、そして水深も浅く濁りもあるので対処方法が見付からなかった。浮上するのと同時にもの凄い勢いで逃げていった。

水中は海草の粒々と小アジ、スズメダイの群れ。見えるのはヤスの先から1mまで。状況はかなり厳しい。潜行する時に、海底の場所を把握できず、ヤス先を海底に毎回引っ掛けてしまう。コブダイとイシダイをハッキリと見分けられないような状況。シルエットに向けワンダッシュしてコブダイだとガッカリする。
イシダイは5回見たが、まったく寄る気配なし。穴を一箇所発見したが、追い込めるとかそういう状況じゃないよね〜。
青物はまったく目撃せず。去年は見たのだが、青物は回遊している物だし運がないのかもしれない。
手ぶらでエキジット。


(二本目)
潮止まりに移動。ハマチの実績のあるポイントへ。
水温は1度高い。最初に張ってみた場所は小アジがまったく居ない。そして今回はスズメダイの群れに混じってアイゴが泳いでいる。何となく季節が変わってしまったような感じがする。一時間くらい待ってみたが、一匹も目撃しないので少し移動。

釣り人を避け海草が多いポイントへ。コブダイとメジナが多数。ここは小アジがマッタリと泳いでいる。しかし、一向に青物が現れる気配がない。きっちりと時間いっぱい潜ってみたがボウズでエキジット。

一年の締めくくりにボウズとなってしまいました。まだまだデータ不足ですね。この時期に確実に捕れる場所を探すとしましょう。また来年!!

獲物 なし
天気 晴れ
1.5m
視程 3m
水温 16℃
最大水深 12.0m(14.8℃)
時間 8:00/15:00
大潮(2.6)
満潮 10:47 干潮 16:39
場所 1 P四
2 ぷち

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